遺品整理って何だろう
遺品整理は故人が残したものを整理・処分する事を言いますが、ご自身で行うだけでなく、専門業者に依頼する事も可能です。
通常遺品はご遺族が形見分けを行った後、不要となる物は全て処分する人が多くなっています。
しかしその処分が出来ない、自分で行うのはかなり大きな負担が有ると言う場合などは、弊社の様な遺品整理業者を利用する事になります。
業者に依頼するメリットは、必要な物は残す事が出来、不要な物は処分、若しくはリサイクル品として出せると言う事です。
もちろんいる・いらないと言うのはご依頼主に確認してから最終的に判断させていただく事になりますので、勝手にいらないものとして判断して処分してしまう事はありません。
携帯電話も遺品の一つです
遺品と言うと貴金属とか不動産等がイメージされるかもしれませんが、それ以外にも忘れてはならないものがあります。
それが携帯電話です。
携帯電話を利用している人は大勢いますが、解約しないでそのまま放置しておくと故人がお使いになっていた状態でずっと契約が続く事になってしまいます。
つまり、月々の契約料が発生し、使っていないのに料金を払わなければいけなくなります。
では、この場合はどうすれば良いでしょうか。
直ぐに手続きをしなければならないと言う訳ではありませんが、葬儀・告別式、さらに諸手続きが終わったら解約するか継続するか、どうするか検討する事をお勧めします。
この場合、個人とご遺族の関係が証明できる書類を事前に用意し、後はご加入されている携帯ショップで継承するか契約を破棄するか決め、それに合わせて手続きをする事になります。
手続きには何が必要なのか
携帯ショップで手続きをする際には、基本的には故人が亡くなった事を証明できる書類、SIMカード、来店者がご遺族である事が出来る証明書類の3つを予め用意しておきましょう。
また携帯キャリア各社でも必要となる物は若干違っている場合も有るので、スムーズに手続きをする為にも予め何が必要かをご確認される事をお勧めします。
後は利用している携帯会社のショップに行き、解約や継承の手続きを行います。
この際、残額の清算を行う事になり、通常は月額料金と本体の分割残額を清算すると言うのが一般的な形です。
ただ、清算に就いても各社によって取り決めが違っているので、予め各社に確認、若しくは携帯ショップの窓口で直接ご確認いただく事をお勧めします。
中に入っているデータはどうなるのだろう
現在では、携帯は勿論の事スマートフォンやパソコン等を利用している人も多く、その中には膨大なデータが入っている事も少なくありません。
もちろん、中身なんて関係ない、気にしないと言うのであれば何も問題はありませんが、実は中に入っているデータ等でトラブルが発生してしまう事が有ります。
ネットに残されている物や、中にあるデータ、ネットバンクのデータ等は全てデジタル遺品と言う扱いになっています。
もちろん、パスワードが分かれば何も問題はなく中身を確認できますが、分からない場合はどうすれば良いでしょうか。
人によっては誕生日で4ケタのパスワードを設定する人もいるので、いくつかチャレンジしたらロック解除が出来たと言う事もあるでしょう。
しかし実際にはいくつもチャレンジしてもなかなか解除できないと言う事も少なくありません。
解除したい時はどうすれば良いか
中にどんなデータが眠っているのか、どんな画像があるのかを知りたいと言ってロックを解除しようとした場合、パスワードが分からないと言う事も少なくありません。
その場合は携帯会社の方に持って行く事になります。
しかし実はキャリアによっても扱いが違っており、持って行けば簡単に解除してもらえると言う訳ではありません。
また、既に解除できる機種とそうではない機種が有るので、全ての場合においてロック解除が可能となっている訳ではありません。
どうしても中に何が入っているかを見たいと言う時はとりあえず携帯ショップに持って行き、解除できるかどうか確認する事をお勧めします。
結局はどのような扱いになっているのか
デジタル遺品の扱いに関しては、現在色々な話が出ており、ロックに関しても解除できる・できないの両方の意見が飛び交っています。
ただ実際には解除できない場合の方が多く、中に何が入っているかという事は結局のところ分からないままと言う場合も珍しくありません。
ただ、携帯各社も全く対応してくれないわけではありません。
ロック解除は無理ですが、実は初期化してもらう事は出来るようになっています。
だから故人の残した携帯電話はロックを解除できないからもう今後は一切使用する事が出来ない、という訳ではなく、初期化してもらえばまた使えるようになります。
だからもういらない、使えないから処分するしかないと思ってしまう必要は全くありません。
解約した場合はどうなるか
故人の残した携帯電話は、その後継承して利用しつづけるか、それとも解約手続きをするか2つの方法があります。
継承して使用し続ける場合は、今後は自分の名義となるので自分が利用料金を払い続ける事になります。
解約手続きをすれば既にその回線は利用しない事になるので、残金を清算すれば後は何かお金を請求される事はありません。
では、解約した場合の本体はどうなるのでしょうか。
解約した場合、本体はショップの方に渡す事もできますが、自分で引き取る事も勿論可能です。
レンタルしている場合は返却する必要がありますが、故人がご購入された物であれば、携帯ショップの方に渡す必要はありません。
思い出の品だからという事で持ち帰る事も可能です。
もちろん手元に残るのは邪魔だからと言って携帯ショップの方で処分してもらう事もできます。
この場合はまずは本体の初期化を行い、通常は利用者の前で破砕処理をし、データの取りだしが出来ないようにした後に処分という形がとられています。
貰って来たけどやっぱり要らない時
携帯ショップの方で個人の残した物を引き取ってきた場合、そのまま思い出の品として残す事もできますが、もちろんそれを処分する事もできます。
その場合は携帯ショップの方に再度行って引き取ってもらう事もできますが、それ以外にも方法はあります。
それが携帯買取です。
現在ではスマートフォンを利用する人の方が多くなっているので買取対象にならないのではないかと思う人もいるかもしれませんが、決してそうではありません。
実はしっかりと買い取ってもらう事が出来るようになっています。
もちろんその機種によってはかなり買取額が安くなる事もありますが、古すぎるからと言って引き取らないと言う事も無いので、処分に困った場合は利用してみるメリットは十分あると言って良いでしょう。
遺品整理の時に一緒に処分する事もできる
故人の残した携帯電話は思い出の品だけど、やはり今後利用する事もないし、ロック解除もできないから処分したいと言う時は、遺品整理の時に同時に処分する事もできるようになっています。
基本的には故人の残された物をいる物・いらない物に分けて処分する事になっており処分対象は多岐に亘っている為、デジタル家電等も全て扱っているからです。
だからもういらないと思った場合は、他の物を処分する時に一緒に処分されても良いでしょう。
もちろんこの場合、買取が出来るものは買取させていただいた居ります。
また御自身で買取業者を探す必要もないので、手軽にいらなくなった携帯を処分する事が出来るお勧めの方法だと言っても良いでしょう。
もちろん査定の結果を見て、また処分の様子を見てやはり捨てるのは嫌だと思った場合は、その都度お申し出ください。
上手に遺品整理をする為にも
パソコンや携帯、スマートフォン等を利用している人も多い時代となりましたが、利用者が亡くなった後、ご遺族はこれらデジタル家電・デジタル遺品の扱いに困ってしまう事も少なくありません。
基本的には本体のロック解除は出来ずに初期化という事がキャリア各社の主な対応となっていますが、遺品整理は中身を見るだけでなくそれらの処分等も全て行う事になっています。
何度も行う物ではないからこそ、一体どうすれば良いのか、どこに相談すれば良いのか分からないと言うお客様も決して少なくありません。
できるだけスムーズに処分手続きを行う為にも、分からない事がある場合は是非弊社にご相談ください。
どこで相談すると良いか、現在ではどういう処分になっているかという事は勿論の事、どうすればお客様にとって最も良い方法になるかも一緒にご検討させていただきます。
もちろんデジタル家電以外にも家具やその他家電等様々な不用品の処分も同時に行わせていただきますので、まずは遺品整理を行うとなったら業者に相談、そしてお見積もりのご依頼をしてみてはいかがでしょうか。
きっとご自身で全ての処分をしようとする時よりもスムーズに、そしてご負担も少ない状態で処分できるようになるはずです。