遺品整理お役立ち情報

失敗しない遺品整理業者の選び方を一から考えてみよう

今やネットに溢れている遺品業者

今や遺品整理は業者に依頼するのは当たり前のことになっています。
試しにネットで検索してみると、あっという間にたくさんのホームページがヒットすることでしょう。
2015年時点で約9000もの業者が存在しているのですから、ネット上に関連のホームページが溢れかえるのは当然のことかもしれません。
あまりに多くの選択肢があると、どこに依頼すればいいのかわからなくなってしまうものです。
検索に少し慣れている方でも、どうやって選べばいいのか迷うことでしょう。
ホームページだけなら制作会社に制作委託をすればいいだけですから、誰でもすぐに立派なホームページを作ることができます。
そのため、ホームページが立派だから良い、ホームページがチープだから信用できないということにはなりません。
それでは、どのようなポイントで判断すればいいのでしょうか。
プロから見た失敗しない業者の選び方をご紹介します。

固定電話とフリーダイヤル

まずホームページの会社概要を見てみましょう。
会社概要のなかで真っ先にチェックしたいポイントは電話番号です。
代表電話番号が、固定電話かそれとも携帯電話かをチェックしましょう。
代表電話番号が携帯電話だとしたら要注意です。
起業したばかりの会社であっても、きちんとした事業を行おうと考えているのだとしたら固定電話を引く費用を惜しむでしょうか。
ある程度業務を行い悪い評判が立つと、新しいホームページを制作して新たな社名を名乗り、まったく別の会社として業務をスタートさせることがあります。
そのようなケースでは、ほとんどが連絡先として携帯電話を使用しています。
逆に言えば、代表電話が固定電話ならある程度信頼していいでしょう。
さらに、フリーダイヤルを用意しているならかなり安心です。

会社の所在地

会社概要で次に見るべきポイントは会社の所在地です。
会社の所在地を確認しても意味がないのではないかと思われるかもしれません。
確かに、会社の所在地だけを確認しても、どのようなところなのか想像することはできません。
しかし、地図アプリを活用すれば、会社の所在地にどのような建物が建っているかをチェックすることができます。
地図アプリのストリートビューを使えば、所在地を入力するだけで所在地周辺の状況をその目で確認することができます。
そこに事務所や倉庫、トラックヤードなどがあれば安心ですが、普通の戸建て住宅になっていたら要注意です。
所在地がマンションやアパートの一室になっていたら、論外と思われて間違いありません。
所在地がマンションやアパートの場合は、業務を外部委託していると考えていいでしょう。

代表者の名前

会社概要では、さらに代表者の名前にも注目しましょう。
代表者の名前で検索してみて、どのような情報が出て来るか確かめてみてください。
似たような名前が多い場合は特定が難しいものの、所在地と代表者の名前がわかればかなり個人を特定することができます。
この事業を始める前にどのようなことをされていた方かがわかれば、信頼に足る人物かどうか判断することができるでしょう。
もし、過去にトラブルを起こしたことのある人物なら、いつまで経ってもネット上に消えずに残っていることがあります。
ただし、似た名前の方はたくさんいますから、早合点されないように注意深く検索しましょう。
そして、名前を検索することで得られた情報は、参考程度にとどめておくことをおすすめします。

スタッフ紹介

ホームページをチェックする際、会社概要だけでなくスタッフの紹介ページを見てみましょう。
スタッフの紹介ページで、顔写真だけでなくそれぞれの特徴や趣味なども紹介されているでしょうか。
将来の希望やモットーなどスタッフの人となりがわかれば、会う前からスタッフに親近感がわくだけでなくスタッフを大切にしていることがわかります。
スタッフを大切にする業者は、依頼主も大切にすることが多く安心して依頼することができるでしょう。
何でも発信しようという姿勢からは、情報を包み隠さず伝えようという気持ちをうかがい知ることができます。

遺品整理に必要な資格

遺品を整理するために特別な資格は必要ありませんが、遺品を運送する場合や処分・廃棄するためには資格や許可を取得する必要があります。
ご遺族が手元に残す形見分けの品や供養する予定の品を運ぶ時は、運送業の許可が必要になります。
運送業の届出を行い営業ナンバーを取得しなければなりません。
また、遺品を処分・廃棄するためには、産業廃棄物収集運搬許可が必要です。
家電リサイクル法に対象品目を引き取るとしたら、家電リサイクル券システム取扱店として登録しなければなりません。
不用品の買取を行うとしたら古物商の許可も必要です。
それぞれの作業に応じた資格や許可をきちんと取得しているか、取得した資格や許可をホームページに掲載しているかチェックしましょう。

遺品整理のプロがいるか

特別な資格がなくても遺品の整理を業とすることはできますが、プロがいればさらに安心です。
遺品整理士は国家資格ではなく民間資格ですが、遺品の適切な処分方法やご遺族への対応ができるプロの証です。
プロがいるかいないかによっても信頼度はかなり違ってきます。
現場の作業を統率してくれるプロがいる、依頼主の要望を聞いてくれるプロがいる、それではなく依頼主の要望をスタッフに伝えてくれる、これができるプロがいればかなり安心です。
依頼する前に、資格を持つプロが在籍しているかどうかもチェックしましょう。

特殊清掃とハウスクリーニング

故人様が孤独死された場合、特殊清掃やハウスクリーニングが必要になることがあります。
近隣の迷惑にならないように、害虫の駆除と徹底した消臭を行わなければなりません。
通常の清掃だけでは、害虫を徹底的に駆除することも、異臭を抑えることもできません。
ただ雑巾で拭くだけでは、害虫の駆除だけでなく異臭を抑えることさえ難しいでしょう。
害虫を駆除する技術があるのか、特殊清掃ができる専用の機器や薬剤を用意しているかどうかも重要なポイントです。

電話口での対応

見積もりを依頼する場合や尋ねたいことがある場合、多くの方は連絡方法として電話を利用されるのではないでしょうか。
電話対応を行うオペレーターも、スタッフの一員であることに変わりはありません。
電話をかけた場合、3コールから5コール以内にオペレーターが出るのが普通です。
それ以上待たせるようであれば、あまり熱心に業務を行っていないのではないかと推測することができます。
お客さまから連絡を取ってくれようとしているのに、それを疎かにするとしたら信頼できるわけがありません。
電話はお客さまとの最初の接点になるわけですから、第一印象を左右するものです。
その電話を疎かにするようでは、他の業務も疎かにする恐れがあります。

とにかく見積もりありきの営業

せっかく電話をしたのに、大事なことにまったく答えてくれないこともあります。
とにかく下見をさせてほしい、下見をしなければ詳しい費用はわからないとばかり答えたとしたら要注意です。
遺品整理は一つとして同じ現場はなくいわばオーダーメイドですが、下見をしなければ費用の目安がわからないわけではありません。
部屋の広さや状況、遺品の量などがわかれば、だいたいの概算を伝えることはできます。
それができないのは、必要な情報を伝えても概算できるだけの知識と経験がないか、それとも強引に営業をする気であるのかのどちらかです。
概算もできないほど知識と経験がないところに依頼するのは考えものですが、依頼主の気持ちを考えずに強引に営業を行うのはさらに考えものです。
依頼主の気持ちを考えてくれるとしたら、無理に進めることはありません。

明細が書かれた見積もり

遺品整理はいわばオーダーメイドだと書きましたが、それぞれの費用ははっきりしています。
そのため、下見をすればきちんとした見積もりを出すことは可能です。
見積もりを依頼した際、それぞれの項目が詳細に書かれているかどうかチェックしてみましょう。
トータルの金額だけが書かれている場合は注意したほうがいいでしょう。
トータルの金額だけでは、どの項目が含まれていて、どの項目が含まれていないか推測することができません。
このような場合は、トータル金額に含まれていなかったからと、後から追加料金をプラスされたとしてもそれが正当なのかどうか判断することができません。
それぞれの項目について費用が書かれていることで、安心して依頼することができます。
どちらが依頼主にとってやさしいかは考えるまでもないでしょう。

追加料金の請求

どのような仕事でも、まったく予想外のイレギュラーがまったく起こらないということはありません。
そのため、仕方なく追加料金を請求することはあります。
しかし、実際に支払う費用が、見積金額から大きく上回るのは考えものです。
正確な見積もりを行うために下見を行っているのですから、通常であればその見積金額が変わることはありません。
きちんと下見を行って出した見積金額であれば、見積金額が請求金額になるはずです。
ただ、これは作業終了後にならなければわからないことですから、安心して依頼されたい場合はすべての作業を含めたコミコミ料金を選んだほうがいいでしょう。

見積もり・出張費無料

見積もりを依頼したからといって、それは契約とイコールではありません。
契約は、見積金額を見て、スタッフと話し合った上で決めるものです。
そのため、何社かに相見積もりを行う方も少なくありません。
相見積もりを行うとしたら、見積もりを依頼するごとに費用が掛かったのでは見積もりを依頼しにくいでしょう。
見積もりを依頼する時は、無料で見積もってもらえるのか、出張費などを支払う必要があるかどうかなどを確認されることをおすすめします。
最近は、見積もり無料・出張費無料としているところがほとんどです。
また、キャンセル料が必要かどうかなども確認しておきましょう。

見積もりは安すぎるのも考えもの

最近は、ネットを中心に無料ビジネスが流行しています。
無料ビジネスとは、まず最初に無料で試してもらい、気に入ったなら課金してもらおうというものです。
最終的には課金まで持って行く自信があるからこそ、最初は無料でサービスを提供することができるのです。
ところが、この無料ビジネスが流行った結果、安ければ安い方が良いと考える方が多くなってしまいました。
普通に考えればわかることですが、サービスにはそれなりの対価を支払わなければなりません。
サービスを提供しても、対価が支払われなければ企業として営業を続けることができないでしょう。
一定のサービスには一定の対価を支払う必要があるわけですから、安くできるにはそれなりの理由があるはずです。
遺品の整理は、1つ1つ丁寧に扱わなければならないため、不用品回収などより人件費がかかるものなのです。
どれだけ魅力的に見えたとしても、見積もりが相場より安すぎる場合は注意が必要です。
もちろん、買取などを積極的に行った結果、トータルで安くなる場合はこの限りではありません。

専門的な知識と経験

これらの項目をオールクリアするのが理想的ですが、実際にはいくつかの項目が当てはまっていなかったとしても良い業者である場合もあります。
まずは、電話での見積もり依頼からお試しになってはいかがでしょうか。
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いつでもお客さまからの連絡をお待ちしておりますので、どうぞ弊社のサービスと他社のサービスを比べてご覧になってください。

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