遺品整理お役立ち情報

不用品整理をしたら自分に合った処分方法を探しましょう

人生の節目で不用品整理をする事が多い

使っていた電化製品が故障したとか、部屋の模様替えをして家具を買い替えるといった事の他に、不用品を整理することはあります。
例えば、身内が亡くなり故人の遺品を整理する場合、進学や就職、結婚で親元を離れ引っ越しをする場合など人生の節目で不用品を整理することが多いものです。
そのような場合、悩むのが処分方法です。
片付けていくと、とっておいた時は必要と思っていた物でも、今はどうしてこんなものを置いていたのだろうと不思議になるものも多く、不用品の量に驚きます。
引越した後、遺品整理をした後などで他人に迷惑がかかるような片づけ方はしたくないものです。

不用品の量の多さで処分方法は変わる

荷物を整理する時のケースによって不用品の量は変わります。
単に電気製品や家具を買い替える場合、一部屋または家一軒分の片づける場合となると量もそうですが中身も色々です。
少ない場合は良いのですが、量が多いという事は多種多様な物があるということになります。
例えば、人が生活に必要な物全てなので家電、家具、衣類、書籍類、日曜用品、趣味の物、生ものなどがあり、部屋単位で片づける場合は、まず分別から始めなければいけません。
分別作業の後でどうする事が一番良い手段なのかを考える必要があります。

リサイクル可能な物か判断は難しい

家電や家具の買い替えの場合もそうですが、分別作業をしているとこの品物はまだ使える、捨ててしまうのはもったいないという思いが出てくるという事です。
購入してまだ時間が経っていない物やほとんど未使用に近い物、高額だったものなどは捨ててしまう事に躊躇してしまいます。
しかし、素人ではリサイクル可能なものなのかの判断は難しいものです。
リサイクル可能な商品は買い取ってもらい少しでも現金に変えたいと思うものです。
買い取り可能な物を捨てるという事は現金を捨てるという事になります。
それだけではなく、買い取り可能な物を粗大ごみとして回収費用を払う可能性もあるのです。
そんなことを考えると目の前にある不用品をどう扱えばよいか迷ってしまいます。

知人友人に譲る方法

確実に買い取ってもらえると分かっている品物は別ですが、自分でも判断できないもので手放しても良いというものであれば、知人や友人に譲るというやり方もあります。
まだ使えるものを捨ててしまうより、必要としてくれる人に使ってもらう方が良いです。
中古の家具や型落ちした電化製品でも、使いたいと思う人の中には現金を払ってでもほしいという場合もありますから、押し付けがましくならないように安くていいから買ってくれるか聞いてみるのも良いかもしれません。
今まで自分が使っていた物を、見知らぬ他人に使用される事をあまり良く思わない人もいます。
その場合は、使う人が知人なので安心できることもあります。
知人や友人の顔を浮かべ必要としてくれる、使ってくれる人はいないかを考えながら、分別作業をするとよいでしょう。

インターネットでオークションサイトを利用する

最近では個人でもインターネットのオークションサイトを利用して、品物を売買する事が珍しくなくなりました。
自宅にいながら簡単に売買できるツールとして今注目されていますが、注意点もあります。
オークションサイトによっては年会費がある場合もあるので、もし売れなかった場合、これを機に利用するのかを考え会費を払っても利点があるかを判断する必要があります。
ネットオークションでは品物を手に取り実際に見ることができません。
その判断で重要なのが、写真と品物の状態を詳しく記載することです。
出品物の鮮明な写真を撮り、傷や汚れがあるなどの悪い点もしっかりと記載する必要があります。
送る時には送り先の住所の確認と品物がきちんと揃っているか、梱包時には傷や破損が付かないように配慮も必要です。
このような事に注意すれば、トラブルに巻き込まれる事は少ないでしょう。
また、出品者が送料を負担する場合が多いので送料負担でも得なのかも判断しましょう。
必ず落札されるとは限りません。
落札されなかった場合も考えましょう。
落札された時でも、入札終了から発送までの時間を考慮しスケジュールも考慮しなければいけません。

リサイクルショップで買い取ってもらう

リサイクルショップで買い取ってもらう事もできます。
この場合は自分で品物を店に持ち込まなければいけません。
小さく、軽いものであれば車を使わずに持ち込むことができますが、家具や家電であれば、一人では無理な場合もあり人手と車の用意が必要です。
リサイクルショップによっては扱わない商品もあるので、持ちこむ前に確認をするとよいでしょう。
少しでも査定額を上げたいと思うものです。
拭き掃除なとして綺麗な状態にし、附属品があれば揃えましょう。
なるべく購入した状態に近づけることが、高い査定額につながります。
しかし、いくら綺麗に掃除をし附属品を捜し揃えても買い取ってもらえない場合もあります。
その場合は、時間を無駄にしたことになりますから、スケジュールに余裕を持たせる必要があります。

自治体のゴミ出し方法によって処分する

一般的な不用品の処分方法として自治体のゴミ出しルールに従い廃棄するということです。
自分が住んでいる地域で不用品を片付けるのであれはゴミ出しのルールは理解していると思いますが、住んでいる地域以外で片付けることになればゴミ出しのルールも違い判断に迷うものです。
多くの自治体はゴミの減量化を目標として掲げており、ゴミの分別は細かく決められています。
家具や家電の買い替えであれば、まず粗大ごみの対象であるのかを判断し、粗大ごみであれば、粗大ごみを扱う部署に連絡し廃棄する品物を伝えます。
その時に回収手数料の金額や回収日時と場所を指定されますので、それに従います。
回収手数料は取り扱っている店で購入し回収する物に貼り、回収日時と場所に置きます。
回収品が単品であれば良いのですが、一部屋、家一軒分を片付ける遺品整理やゴミ屋敷といった場合は、このように簡単に済ませられません。
人が今まで生活していた物を整理し片付け、分別、廃棄という作業は時間と労力を必要とする大変なことです。
大量にある物を一つ一つ、分別ルールにそって作業を進めていきます。
作業を始める前に役所にいきゴミ出しの手引書をもらいましょう。
地域によってはインターネットの役所のホームページで確認できる場合もあります。
間違った分別のやり方で作業をした場合は、ゴミ置き場に残置されたりして、近隣住民に迷惑をかける事になりますから、気をつけなければいけません。
なにか分からないことがあれば、勝手な判断をせずに近所の人か役所に確認しましょう。

家電リサイクル法

全ての不用品を自治体が回収してくれるわけではありません。
今までは家庭から廃棄されるものは自治体で回収されていました。
しかし、家電リサイクル法により、今までのように回収されることができなくなりました。
買い換えの時は購入した店にリサイクル料金を支払い引き取りを依頼することができます。
しかし、使わなくなった電化製品だけを処分する場合もあります。
使わなくなった電化製品を販売した店には、引き取りの義務があります。
ですからこの場合は、電化製品を購入した店が分かれば購入した店に引き取ってらえます。
もし、近くに店が無い場合でも会社単位で考えるので、複数の支店がある会社の場合は、どの支店でも引き取ってもらえるのです。
廃棄しようとする電化製品を購入した店が、遠方で近くにない、廃業してしまった、所在が不明、あるいは、もらった電化製品なので購入した店が不明等の理由で購入した店が分からない場合は、住まいの自治体に問い合わせるか自分で指定場所に持って行くかの次の2つの方法があります。
対象家電製品はエアコン、テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、洗濯機、衣類乾燥機です。
この電化製品の場合は注意が必要です。

自分のスケジュールを不用品処分に合わせられない人

遠方に住んでいる、仕事でなかなか時間が作れないという人は自分のスケジュールの調整が出来ないという人も多いはずです。
自分の住居以外の自治体で処理する場合、不用品の量や種類が少ないのであればゴミ回収日時、持ち込む場所を考えたスケジュールをたてやすいのですが、量や種類が多いとそうはいきません。
それが、遺品整理やゴミ屋敷からでる不用品整理です。
不用品整理する場所の自治体に行きゴミ収集の手引をもらい収集日時、場所を確認し、分別にかかる日にちを考えてスケジュールを経てなければいけません。
多くの人手があるか、時間に余裕がある人でなければ難しい作業でしょう。

自分だけでは作業が不可能な人

不用品整理をする場合は、家具や家電などの大きくて重い物も収集場所に移動させたり、搬出しなければいけないので力のない女性や高齢の人、入院をしている人、体に障害がある人には無理があります。
自分だけで作業が不可能な場合に、誰か知り合いに頼むことができればよいのですがなかなか難しいものです。
また、不用品が少なくて他人に知られても構わないものであれば良いのですが、逆に知人だけに知られたくない場合もあります。

不用品回収業者の利用する場合のメリット

不用品回収業者を利用するメリットは多くあります。
時間がない人には、自分が希望する日時に回収に来てくれることです。
分別作業は自分の良い時間を都合して行う事はできるけれども、自治体が指定した収集日には合わせられないという場合です。
重い家具や家電を運ぶことが困難な人は無理をして運ぶ必要がなく、自宅に取りに来てもらえます。
もうひとつのメリットには、危険物以外の物であれば基本的に大体の物を回収してくれるという事です。
自治体では家電リサイクル法の対象の電化製品は回収してくれません。
また、粗大ゴミでも回収対象外の物もあります。
そのような物でも回収してくれるので、電話で受付を依頼したり、回収手数料のチケットを購入したり、指定場所に運ぶ手間もいりません。
そして、分別作業も手伝ってもらえます。
特に、遺品整理やゴミ屋敷などの分別では多くの現場を経験した実績があるので、スムーズに作業が進むものです。
遺品整理を専門にしている業者もあり、遺族の気持ちに配慮できる遺品整理士をスタッフとして在籍している場合もあります。

不用品回収業者には買取サービスを行っている場合がある

不用品回収業者には買取サービスを行っている業者もあります。
忙しいなか、わざわざリサイクルショップに品物を持って行く時間がない人、買取可能な品物かの判断が付かない人には良いサービスです。
作業中に依頼者も気づかなかった買い取り可能な品物が出た時も、買い取ってもらえ思わぬ収入となり、作業料金から買取金額を差し引いてもらえるので費用を抑えることにもなります。

数社の不用品回収業者から相見積で金額とサービスの比較

利用したいけれども、費用がどのくらいかかるか不安だという人も多いでしょう。
その場合は、数社から無料見積を出してもらい、金額とサービス内容を比較すればよいのです。
インターネットで業者のホームページで、無料見積をしているのか、買取サービスはあるのか、分別作業や作業後の掃除を頼む事ができるのか、遺品整理の経験があるのかなど、自分が要望するサービスがある業者を選びます。
業者の評判が気になれば、口コミなどで調べるとよいでしょう。
自分の都合の良い日時に指定した場所で見積をするので、時間がない人にはお勧めです。

作業が大変な場合こそ頼れる

自分で出来ると思っていても、うっかりという事があります。
重い物を運んでいる時に、うっかり手が滑って建物を傷つけたり、落として壊してしまったり、まだ若いと思っていても足腰を痛めてしまったりなどのハプニングがあります。
しかし、業者に依頼すれば、重い物を運ぶ時は養生を行ったうえで搬出してくれるため、家を傷つけることがありませんし、足腰を痛めることもありません。
不用品整理をして処分が大変な時こそ頼れる方法として業者を利用することをお勧めします。

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