大阪の中心地梅田まで20分
東の高槻市と西の吹田市で挟まれた茨城市は、自然豊かな暮らしやすい地域です。
大阪市の中心地である梅田まで20分というアクセスの良さから、大阪市のベッドタウンとして発展しました。
市内には、JR東海道本線・阪急京都線・大阪モノレールが通り、大阪だけでなく京都や滋賀へのアクセスも抜群です。
阪神高速・大阪中 央環状線・近畿自動車道が市内を横断していることから、どこに行くにも困ることはありません。
市の中心部である茨木駅の近くには多数のマンションが建設され、商業施設も多数あり生活に不便を感じることはありません。
また、近くにはオフィス・教育施設・研究所などを中心に国際交流拠点として開発されたニュータウンの彩都も誕生し注目を集めています。
文教施設が多数あることから、マイホーム購入を希望する方が多い人気の地域です。
医療・福祉が充実している茨城市
茨城市の介護福祉施設のカバー率は2.80%とおおむね全国平均並みですが、病院数は238ヶ所・薬剤師数は2.89人とかなりの多さです。
全国平均では病院が62ヶ所、薬剤師数が1.42人ですから、茨木市がいかに恵まれているかがわかるのではないでしょうか。
また、駅周辺を中心にスーパーが多く、古くからある商店街もあり、駅構内にも買い物施設があるなど買い物に困ることもありません。
最近、都市部でも買い物難民なる言葉を聞くことを思えば、老後に暮らすとしてもこれほど暮らしやすい地域はないのではないでしょうか。
周囲には自然も豊富で、淀川水系の安威川では自然歩道などが整備されていて、ウォーキングや釣りを手軽に楽しむことができます。
ただ、住宅街は意外と細い道が多く、渋滞に悩まされることも多いようです。
180万人もの方がここに住んでいるわけですからどこでも最高の環境というわけにはいきませんが、暮らすのにこれほど良いところはないでしょう。
このように暮らしやすい茨城市でも、遺品処分で悩まれている方が多いのは他の地域と変わりません。
実家に遺された遺品
茨城市の介護福祉施設のカバー率は2.80%ですが、180万人が暮らしている市でカバー率2.80%ということはかなりの数字です。
ご両親どちらまたはお二人とも、介護福祉施設に入居されているという方も多いのではないでしょうか。
介護福祉施設に長らく入居していた方が、ついに帰らぬ人になることも少なくありません。
実家が賃貸住宅なら早めに退去の準備をしなければならず、持ち家であったとしても誰も住まないのであれば遅かれ早かれ遺品を処分しなければなりません。
最近は、実家はあるものの茨木市と大阪市で離れて暮らしている方多くなっています。
核家族化の影響なのか、三世帯同居どころか二世帯同居も少なくなってきています。
引き継ぐ方がいないため、ご近所の迷惑にならないように遺品の処分を急がれる方もいらっしゃいます。
遺品の処分で途方に暮れてしまうことも
最初は、どなたもご自分で遺品を整理しようと思われるようです。
しかし、どこから手を付ければいいのかわからず困ることもあるようです。
とりあえず、不用なものはゴミ袋に入れていけばいいと思うものの、遺品を手にすると本当に不用なものなのだろうかと考え込んでしまう方も少なくありません。
まだ使えるのではないか、これは両親が大切にしていた、などなど考え始めるとどの遺品も処分することができなくなってしまいます。
作業量は膨大であるのに、まったく遺品を処分することができず途方に暮れる方も少なくありません。
これでは、遺品整理が辛く悲しいだけの作業になってしまい、まったく作業が進まなくなってしまったとしても当然かもしれません。
人はものを溜めこむことは容易にできても、捨てることは容易にできない生き物のようです。
使えるかどうかは基準になりません
一度考えていただきたいことは、使えるかどうかが遺品を処分する際の基準になるかどうかです。
一般の方は、日常生活の習慣から、どうしても使えるかどうかから判断しようとします。
しかし、遺品を整理する際に、使えるかどうかは分別するための基準になるでしょうか。
使えるかどうかと、実際に使うかどうかはまったく別です。
たとえ使えるとしても、実際に使わないのであれば不用品に違いありません。
たとえばハンガーがあったとして、それがまだ使えるものだとしても、それが遺品と言えるでしょうか。
故人様が遺されたものはすべて遺品とされていますが、心情的にハンガーが遺品かと聞かれたら胸を張って遺品だと答えられるご遺族は少ないのではないでしょうか。
それであれば、使えるかどうかを考えだすとどうしても捨てられなくなってしまいます。
使えるかどうかを考えることが、遺品整理が停滞させる大きな原因だと言っても間違いではありません。
遺品は、基本的に処分するものだと考えれば迷うことはありません。
まず3つに分類しましょう
どうしても遺品を整理することができない場合は、まず次の3つの分類してみましょう。
その3つとは、手元に残しておきたいもの、捨てるもの、そして保留の3つです。
迷うという行為は、想像以上に精神力と体力を消耗してしまうものです。
そして、迷っている間にも時間はどんどんと過ぎて行ってしまいます。
膨大な量の遺品があるにもかかわらず、迷っているためにまったく遺品整理が進まないのではやる気がなくなってしまうのも無理はありません。
そのようなことにならないため、どんどんとテンポよく整理することが大切です。
迷ったなら保留に分類するだけで、かなりスムーズに遺品を整理することができるはずです。
迷った時は保留に分類することで、迷う要素を極力少なくすることができます。
これで、手元に残すものと捨てるものの分類は完璧にできるはずです。
迷う方が多い衣服の処分
多くの方が処分に迷うと口をそろえて言われるのが衣類です。
昔の方は着物は財産と同じだという考えだったからか、たくさん着物を遺される方が多く、遺された着物の多さがご遺族を悩ませる結果となっています。
確かに、昭和のドラマなどには、お金に困ったヒロインが着物を質入れしてお金を工面するシーンがよくありました。
それに、購入された時はきっと高い着物だったことでしょう。
しかし、昔と今では着物のスタイルも変わり、昔ながらの仕立てでは値が付かないことがほとんどです。
衿の形が違っているだけでなく、日本女性の平均身長もかなり伸びたため丈が合わないことが多いのです。
よほど珍しい布でない限り、古布として利用するしかないことがあります。
思い出のある着物の場合は、古布として処分することに気が引ける方もいらっしゃるでしょう。
確かに、思い出の着物を処分するのは気が引けることですが、着物が20着、30着もある場合、数着残して後は処分されたほうがいいのではにでしょうか。
写真や手紙
衣類と並んで処分しにくいものに写真や手紙があります。
お年寄りの場合、アルバムを何十冊も保管している方も少なくありません。
ご本人が保管したいのであればそれでいいのですが、ご遺族がそのまま受け継いだほうがいいのでしょうか。
何十冊もあるアルバムをすべて保管するとかなり嵩張ってしまいますから、ご遺族ご自身で選別されることをおすすめします。
選別方法はただ1つ、写真に写っている人が誰かわかるかどうかです。
写っている人が誰かわかる写真なら思い出になりますが、誰が写っているかわからない写真を保管しても2度と見返すことはないのではないでしょうか。
それは手紙でも同じことです。
差出人の顔が浮かぶものは保管しておく、顔が浮かばないものは処分するのでかなりスッキリ整理することができます。
捨てるのは気が引けるという場合は、お焚き上げなどの供養をすればいいのです。
処分に困るコレクションも
遺品の中には、ご遺族として別の意味で処分に困るものもあります。
たとえばアダルトDVDやエロ本、美少女フィギュアなど、故人様がいつのまにかコレクションされていたということもあります。
故人様がご自分で処分されずに急逝された場合など、ご遺族が誰にも見せることができないと困られるケースも少なくありません。
DVDなら普通ゴミとして捨てることができますが、中身がハッキリとわかるゴミ袋に入れなければ収集してもらうことができません。
処分場に直接持ち込むことも考えられますが、それでも作業員に確認されてしまうことに違いはありません。
ディスク専用シュレッダーを使えば簡単に破壊することはできますが、捨てるためだけに購入するとなると考え込んでしまわれる方が多いのではないでしょうか。
パソコンや携帯電話
パソコンのプロバイダ料や携帯電話の使用料などは、解約をしなければいつまで経っても引き落とされることになります。
プロバイダの解約はパソコン上で行うことができ、携帯電話の解約も住民票があれば第三者でも行うことが可能です。
パソコン上にはデジタル遺品があることもありますから、どのような遺品があるかチェックされることをおすすめします。
デジタル遺品の中には、見ない方が良いものもあるため、第三者に確認してもらうことをおすすめします。
大事なものはデータとして残し、見ない方が良いものは消去してもらえばいいのです。
骨とう・コレクション
遺品処分を行う場合、後々もっともトラブルのもととなるのが貴金属・骨とう・コレクションです。
遺品は基本的にすべて処分されたほうが良いものの、骨とう・コレクションだけは慎重に処分されたほうがいいでしょう。
ご遺族間でトラブルになることもあるため、専門店に引き取ってもらったほうが無難です。
処分してしまえば元に戻すことはできないため、もしかしたら高価なものだったのではないかという思いを拭い去ることができないことが多いからです。
そのため、処分してしまってから大ゲンカになることもあります。
もっとも良い方法は、購入した店に引き取ってもらうことです。
骨とうなら購入した骨とう店に、切手のコレクションなら切手の専門店にといった具合です。
確保しておくべき重要書類
遺品整理の基本は処分することですが、絶対処分してはならないものがあります。
それは、預金通帳・権利書・保険証券、そして株券など、遺品というより遺産と呼んだほうがいいものです。
これらはご遺族が相続するべき資産ですから、速やかに確保しておかなければなりません。
資産には、現金や貴金属なども含まれます。
資産の確保を行わなければ、遺産相続の手続きを行うことができません。
あるかもしれない・ないかもしれない遺言
最近、実家はあるものの、子どもは全員親元を離れ別のところに住んでいるということも少なくありません。
そのため、どのような資産があるのか、資産があるとしたら誰が相続するのかで手間取ることがあります。
遺言があればいいのでしょうが、離れて暮らしていると遺言があるかどうかハッキリわからないこともよくあることです。
近年エンディングノートを書かれる方が増えていますが、書き残しているかどうかを伝えていないと、あるかもしれないないかもしれないエンディングノートを探して家探しすることも少なくありません。
遺産処分の苦労を軽減
弊社は、ご遺族の苦労を軽減するために遺産処分サービスを行っております。
上記に挙げたさまざまなお悩みをご遺族とともに悩み・解決いたします。
遺品処分でお悩みでしたら、どのようなことでも弊社にお尋ねください。
専任のスタッフがご訪問の上、どのように解決すればいいか最適な提案をさせていただきます。