忙しい毎日

晩婚化が進む今の時代、結婚するのは30代になってからで、必然的に子供を持つのはもう30代後半という人が少なくありません。
20代で結婚し、子供を持った人の場合、もう子供はかなり大きくなっているのに対して、40代になってようやく子供が幼稚園、小学校ということになると、精神的な負担はかなり大きいと思われます。
子供を一人前に育て上げないといけないという思いに対して、体力的にはどんどんきつくなる年代に入ってきますので、頑張らないといけないという気持ちが体にますます負担をかけていくことになります。
会社では責任ある立場を任される中間管理職になりますが、子供がまだ小さいと家族サービスもしなければならず、休日もろくに休んでいられないということになるでしょう。
これは、人生でもっとも大変な年代と言えます。

早い人なら経験する親との別れ

昨今、親世代が長生きするようになってきましたので、40代で親との別れを経験する人は早い方だといえるでしょう。
ただ、自分自身も遅く生まれた子だとしたら、親の葬儀を行うという経験をすることになると思われます。
今や親と子で世帯が別々になっているのが当たり前ですので、お葬式は葬儀会館で行い、葬儀を終えた後、残された遺品の整理をするために、休日に親の家に行くという人が多くなっています。
まだもう一人親が残っていたら、その親に残す物と捨てる物を指示してもらいながら、処分作業をこなしていけますが、完全に自分だけで親の遺品を整理するということになると、どこに何があるのかがわからず、整理するのに時間がかかります。
全ての持ち物を整理するとなると、時間も手間も労力も必要になりますので、仕事で疲れた体に鞭打っての遺品整理作業は、非常にしんどいことでしょう。
それでも何とか整理し終えることができたら、自分の時のことをいやでも考えてしまうのではないでしょうか。
自分も子供に同じことをさせてしまうのかと考えると、今のうちから何とかしておかないといけないと考えるのが、40代という年代だと思われます。

親がいる間に経験してしまおう

もし、まだもう一人の親が残っているのだとしたら、大阪市で遺品整理業を行う当社にご相談されてみてはいかがでしょうか。
もう一人の親御さんとご一緒に、生前整理を行われることをお勧めいたします。
生前整理とは、その名の通り、生きている間に持ち物の整理を行ってしまうことで、自分亡き後、遺品整理をしてくれる子供や、近親者の負担を大きく軽減することにつながります。
当社は遺品整理において、数多くの経験と実績を積んできており、ご満足いただける遺品整理が行えると自負しておりますが、近年、自分で整理をしておきたいというご希望が増えています。
ご自身での整理を望まれる方は60代以降の方が多いのですが、その際、お子様世代がご一緒されることにより、遺された方がわかりやすくなるというメリットが生まれます。
生前整理をするにあたっては、遺言ノートなどを作られる方も多く、どこに何があって、何をどうしてほしいかを詳しく書き記されるのですが、それでも遺品整理をするご遺族にとってはわかりにくいことも出てきます。
その点、一緒になって生前整理を行っていれば、子である自分が、親がどのような希望をもって整理を行うのかを間近で見ることができますし、どうしてほしいかもしっかり理解できます。
そうなれば、実際に遺品整理を行うとき、非常にスムーズに進むのは間違いないでしょう。
何をどうしてほしいのかをそばで見ながら、専門の業者に頼んで整理をするところを見てきたからです。

専門業者に頼むと良い理由

当社は遺品整理を手掛けてきた実績から、まだ生きている間に持ち物を整理しておきたいと考える方にどのような提案ができるのか、常に考えてまいりました。
その結果、本当に必要な物かどうかを確認し、処分の仕方が分からなくて溜め込んでおられる物を処分することができるよう、ご提案しています。
もう使わない家具や家電は、搬出ができないために家の中に置いたままということが多く、生きておられる間にすでに不用品になっています。
そのため、亡くなられた後にお子様が遺品整理をされるときにも、間違いなく不用品です。
それなら、今のうちに整理してしまっておけば、お子様に迷惑をかけないで済みますし、家の中からいらない物を取り除いて、すっきり広いスペースを作り出すことができます。
処分の仕方が分からないことで、物を溜め込んでしまっているケースには、すぐに対応させていただけます。
また、いつか使うかもしれないと残しておられる品物に対しては、ご家族とご相談の上、お子様が譲り受けたり、誰か必要としている人にあげたりして手放していかれるのがいいでしょう。
お子様の立場としては、親御様の持ち物はできるだけ減らしておいた方が、あとあと楽になりますので、できれば必要なものだけを残して暮らしていかれるよう、ご提案されるのがよろしいかと存じます。
その際、身内の方のアドバイスはなかなか素直に受け入れられないということがあるかと思われますが、当社スタッフが加わることにより、客観的に考えられるようになります。
当社スタッフはこれまでの遺品整理の経験から、不用な品として処分してきた品にはどのような物があったかということをお伝え出来ますので、それに該当する物であれば、今、処分されても困らないのではといったご提案ができることでしょう。
お子様からのアドバイスと当社スタッフの経験談により、処分への踏ん切りがつきやすくなると考えられます。

親の整理と自分の整理

40代で親の葬儀を行い、その遺品整理で大変だったという経験をされた方は、生前に持ち物の整理を行っておくことが、残していく家族への心配りだということを身をもって体験されることでしょう。
まだまだいろいろな物を持ち、さらに持ち物が増えていく年代ではありますが、そんな年代だからこそ、あえて物を持たないことや、処分することを考えると、今とこれからの生活が変わるのではないかと当社は考えます。
思い切って物を捨て、必要最小限の品物をもって暮らすミニマリストの暮らしができれば、亡くなったときに誰かにやってもらう遺品整理が楽なことは確実です。
断捨離という言葉がはやり、不用な物を捨てていく行為が盛んにおこなわれましたが、これは生前整理につながる要素が大いにあります。
知らないうちに持ち物というのは増えていきますので、定期的に処分していくことが大事でしょう。
自分の持ち物ではなく、親の持ち物というわかりにくい品の整理作業を経験することで、まだまだこれから自分の子供のために生きていかなければならない世代が、遺品整理について考えるきっかけになると思われます。

これからは、やるのが当たり前の時代になるかも

この先、もっと人は長生きするようになると考えられています。
年を取れば取るほど、身の回りの片づけがなかなかできなくなり、物があふれかえるようになるでしょう。
もしかしたら認知症になり、何をどうすればいいかということ自体、分からなくなってしまうかもしれません。
そうなる前に、親を送るという経験をしたことを生かし、自分自身の身辺整理を40代のうちから心がけておくと、いざというときにも慌てずに済みます。
親の時に遺品整理を頼んだ大阪市の会社があったなあということを思い出していただければ、もう一人の親のために、生前に持ち物の整理を依頼してみようと考えるかもしれません。
一緒になって整理をすれば、それが自分の経験となり、いずれは自分も、自分の持ち物に対して行うことになるでしょう。
そう考えると、これからは生きている間に持ち物の整理をしておくことが、当たり前になる時代になるかもしれません。

任せておけば安心

持ち物の中には、処分はしたいけれども、思い入れがあるためにどうやって処分したらいいかわからないという物もあります。
当社にご依頼いただければ、お焚き上げなどのご供養をいたしますので、安心して手放して頂くことができます。
処分の仕方が分からないことで、眠らせてしまったままという物は意外と多く、そうしたところに手を付けることで、どんどん整理がはかどっていきます。
後を託す家族に迷惑をかけることなく、自分自身も心残りを残さずに逝けるということで、生きている間に身辺整理をしておくことは安心感につながるといえるでしょう。
重い物や大きな物、処分の仕方が分からない物はすべて当社にお任せいただければ、全部解決いたします。
働き盛りの世代の遺品整理は親世代から手をつけ、そして自分自身においては、生前に整理をするきっかけとなるのではないでしょうか。