まずはどうするかを決めよう
故人が載っていた車は、相続するか処分するかまずはどちらかで選ぶ事になります。
それによって手続きが変わってくる為、最初にどうするか決める事をお勧めします。
もし相続するとなったら、まずは遺族の誰が相続するのかを決め、その人の名前に変更します。
そもそも登録商品なので、そのまま故人の名義で乗り続ける事は出来ません。
まずは必要な書類を用意して、名義変更しておきましょう。
また要らないのであれば、売却、若しくは処分と言う事になります。
相続する場合の手続きと書類
相続すると決めたら、まずは必要な書類を用意して進めます。
この時に用意する必要があるのは故人の戸籍謄本や遺産分割協議書、さらに各種証明書、そして相続人全員の記載がある戸籍謄本と、後は印鑑証明です。
誰が誰の物を相続して乗る事になるかが明らかになるようにする必要がある為、最低限これらの書類は用意した上で進めましょう。
ただ、個人ともし同居していた場合は、車庫証明を用意する必要はありません。
後は、ただ名義変更するだけでなくナンバープレートに対しても注意しましょう。
ナンバープレートは本来管轄区域の番号にすると言うルールになっています。
その為、引っ越しをして別の管轄の所に住んだ場合であったとしても、実は該当する管轄の番号に変更しなければいけません。
相続する場合も同様で、個人の管轄外に住んでいる人の場合はナンバーを変更する事になっています。
どこで手続きをする事になっているのか
通常遺産相続をする場合はその物に合わせ書類提出等をするところが変わってきます。
例えば土地や家屋等の不動産の場合は管轄の法務局で行います。
また、車の場合は陸運局で行うと言う事になっているので、管轄の陸運局まで行きましょう。
市役所などで行うのかな、と思う人もいるかもしれませんが、役所は戸籍謄本等を貰う為に行く事になります。
陸運局自体は全国各地にあるので、自分の住んでいる所から最も近い所を選びましょう。
陸運局で手続きをする場合、必ず必要な書類を用意してから行きましょう。
書類に不備がある場合や、そもそも用意している物が足りない場合は手続きを進める事ができないからです。
ただ、実際にはその人の置かれている状況によって必要となる書類が変わってしまう可能性もあります。
何度も陸運局に行かなくても済むように、まずは必要な書類を全て用意する為に、事前に陸運局の方に電話をして何が必要か確認しておきましょう。
そうすれば当日用意していなかった、足りなかったとなってしまう事も無くなるからです。
要らない時は処分しても良い
最初は故人の乗っていた物を貰って自分が乗ろうかと考えていた場合でも、時間が経過してやはり要らなくなる場合も有ります。
この場合は、業者等を利用して処分する事も可能です。
その一つとしてよく利用されているのが買取業者です。
買取業者であれば自分の必要ない物を買い取ってもらう事が出来るので、敢えて処分しに行く必要もありません。
また何より買取処分と同時に売却代金を入手する事が出来るので、利用するメリットは十分あると言って良いでしょう。
遺族の誰もが欲しがっていない場合や、処分に困っている時等は買取業者を利用してみてはいかがでしょうか。
また、業者の中にはキャンペーンを行っている所もあり、その条件にあてはまると通常よりもお得な価格で買い取って貰える場合も有ります。
まずは出来るだけ高く買い取ってもらう為にも、複数の業者に見積もりを出してもらい、ここだと思った所に売る事をお勧めします。
遺品整理業者を利用する
買取業者を利用するのも良いけれど、出来れば自分の負担が少ない状態で処
分してしまいたいという時にオススメなのが遺品整理業者です。
遺品整理というと家の中にある不要になったもの等の処分と言うイメージが有るかもしれませんが決してそうではありません。
実際にはそれ以外にも処分してもらえる物が有り、例えばその一つとして車も処分してもらえる事が有ります。
ただご注意いただきたいのは全ての業者がそのサービスを展開しているわけではないと言う事です。
だからまずは業者についてチェックし、何を扱っているかを調べる所から始める事をお勧めします。
また、この方法の良い所は処分の手続きもしてもらえると言う事です。
できれば高額買取をと思っている物であったとしても、動かない、壊れている、古すぎる等の理由によって買取してもらえない場合も有ります。
しかし遺品整理業者であればそうした買取対象とはできないものを処分してもらう事も可能です。
もちろんプロの仕事なので、お客様が色々と面倒な手続きをおひとりで行う必要は一切ありません。
業者は処分のお手伝いをさせていただく形になりますが、利用する事によってお客様ご自身の負担をかなり軽減する事も十分可能です。
業者をご利用になる場合は、どの様なサービス内容なのかを予め調べておく事をお勧めします。
そうすればどれだけの範囲で処分してもらえるかがあらかじめ分かった状態だからです。
注意する点
弊社等の業者を利用する場合は、お客様のご負担を出来折るだけ軽減して処分する事が出来るようになります。
買取は勿論の事、廃棄処分に関しても同様です。
しかし、実際には処分する時には、その為の処分費用がかかってしまう事も少なくありません。
その費用はご遺族、また相続人の方が負担する事になる為、出来るだけ安く済ませたいと言う人もいらっしゃるのではないでしょうか。
その場合にオススメの方法の一つが、自分でできる所は全てご自身で行うと言う事です。
全てをご自身で行うとなるとやはりかなり負担が大きくなってしまう事もありますが、層ではなく、出来る範囲の事はご自身で、出来ない部分は業者を利用するとするだけでもかなり費用の節約につながります。
見積もりを取ってから
遺品整理を行っている業者は全国各地に存在しており、その業者によってもサービス内容が変わってきます。
もちろんそれに関係する料金も違っており、一律と言う訳ではありません。
できるだけ費用の節約をと考えている場合は、業者の見積もりを複数取って比較しましょう。
お勧めなのは3社程度です。
そうすれば、安い高い、またどこまで対応してもらえるか等も見えてくるからです。
ただ、沢山の業者に見積もりを取っていただく事はあまりお勧めではありません。
あまりにも沢山の見積書を見てしまうと違いが分からなくなってしまう事もあるからです。
できれば3社程度、多くても5社程度に抑えると比較しやすい状態をキープできるでしょう。
業者の様子をチェックする
大切な故人が生前乗っていた物を処分する場合、出来れば大切に扱ってもらいたいと思いませんか。
ただ実際の所、業者によっても遺品に対する扱い方や思い、考え方等も違っています。
見積もりを取ったり質問をする時は、ただどれだけの費用が掛かるかとかサービスの内容等はどうなっているかをチェックするだけでなく、業者そのものの様子をチェックする事もお勧めします。
丁寧に対応しているかどうか、説明は適格かどうか等、お客様の気になる点を軸としてチェックしてみても良いでしょう。
そして出来るだけお客様がご納得いただける所を選ぶ事をお勧めします。
第三者が行う事は出来るか
処分はしたいけれど自分では行う時間が無いと言う時は、誰かにお願いしたいと思う場合も有るでしょう。
業者を選んだり、様々な書類を用意したりするのも全て誰かにお願いしたいと言う人もいるはずです。
実際に処分に関しては、第三者が行う事もできるようになっています。
ただ第三者も本人と同じ様に処分は出来ますが、本人の許可なく行ってしまうと後から大きな問題に発展してしまう可能性が出てきます。
その為、実際には第三者が行おうとする場合は、処分を希望する本人の委任状を用意し、それを対応する業者等に提出しなければいけません。
修理は必要かどうか
相続する場合、どこかに調子が悪い所があると分かっている時は予め修理しておきましょう。
そうすればいつまででも乗り続ける事もできるようになっていきます。
しかし実際に処分するとなった場合は、修理する必要はありません。
先ず買取の場合は調子が良い物の方が確かに高く買い取ってもらえる可能性が出て来ますが、修理費用程の値段のアップはあまり期待できないからです。
また完全に廃棄処分としてしまう場合は、そもそも修理する必要はありません。
最初から廃棄すると決める必要はない
相続した物を手放すと言う時、買取にしようか廃棄にしてしまおうか迷ってしまう人もいるでしょう。
その場合は、最初からどうするか決めている必要はありません。
まずは業者に見積もりを出してもらい、高額であれば買取を、安ければ廃棄とする事もできるからです。
だから、急いでどうするかの答えを出す必要はありません。
何はともあれ、まずは名義変更を
相続する場合も、処分してしまう場合も、まずは名義の変更を行いましょう。
故人の名前のままだと、勝手に処分する事ができなくなってしまいます。
葬儀の後と言うのは色々な事をする必要があり、さらにその期限が迫っている場合も珍しくありませんが、なるべく早い段階で名義の変更をしておきましょう。
税金が発生する事も
乗る乗らないに、動く動かない関わらず、4月1日の時点で所有している場合は税金の納税通知書が名義人の所に届きます。
だから、名義だけ変更してそのまま放置で、後から処分すれば良いと思っていると、結果的に余計な税金を払わなければいけなくなってしまう事もあります。
乗らないと予め分かっている場合、処分する予定の場合は早めに処分してしまいましょう。
そうすれば乗らないものの為に税金を納める必要もなくなります。
また、税金自体は4月1日から1年分と言う事になりますが、年度の途中で処分した場合はその月数に合わせて税金が還元される事が有ります。
還元される税金の計算は日割りでは無く月割りと言う事になるので、出来るだけ月をまたいでしまわないようにスムーズに処分しましょう。
実際に相続する場合に必要な事
相続する場合は様々な物を受け取る事になりますが、自分にとって要らないものと言う事も少なくありません。
またその処分に困ってしまうと言う人もいらっしゃるでしょう。
廃車の場合もまずは名義変更をし、所有者を故人以外の人にしてから行う事になります。
ただ、その場合は書類等もいくつも用意する必要があり、それが揃っていないとそこから先に進めなくなってしまいます。
まずは必要書類を全て用意する事、さらに出来るだけどのような流れで進めていくかという事を理解しておくと良いでしょう。
また、どのタイミングでどこに依頼するか、どこを利用するかを知っておく事もお勧めします。
予めいつ、どこに連絡するかが分かっているだけでも、かなりスピーディーに処分できるようになるはずです。
弊社ではお客様からのご相談は勿論の事、お見積もり等にも対応させていただいております。
もちろん、見積もりを取ったからと言って必ず弊社をご利用していただかなければいけないと言う訳ではありません。
まずは相続に関して同処分すればいいか分からないと言う時のご相談でご利用いただけたら幸いです。
また、その時は是非弊社がどのような会社なのかという事を存分に吟味していただけると公営です。
処分に関する様々なノウハウは弊社にも沢山ございますの出、きっとお客様のお力になる事が出来ると自負しております。