遺品整理お役立ち情報

遺品整理で出てきたスマホのロック解除は可能なのか?

生活の中に溶け込んでいるスマホ

すさまじい勢いで普及したデジタル製品は、生活の中に溢れています。
たとえば、昔はもっと大型で持っている方のほうが珍しかったスマホも、今では持っていない方のほうが珍しいくらいです。
ある調査会社が行っている普及率の定点調査によると、2016年7月の普及率は2013年7月時点の2.2倍にも達していることがわかります。
わずか4年ほどの間に、普及率が2.2倍も増えたわけです。
10代の普及率の伸びがもっとも高く、4年間で67.3%から94.0%にまでなっています。
これではほとんどの10代が持っていることになります。
普及率の伸びが高かった年代は10代だけではありません。
シニア層といわれる60代でも、2013年7月時点17.9%だった普及率が47.0%にまで伸びています。
これは実に2.6倍の伸びで、4年間でもっとも高い伸びとなっています。
普及率の伸びがもっとも高かったのは関東地区ではなく、北海道地区や四国地区でした。
もやは都市圏と地方とで普及率の差が無くなってきています。
普及率から考えれば、60代でも2人に1人が持っていることになります。
60代どころか70代で利用されている方も少なくありません。
端末ではなくインターネットの普及率を見ると、60代で82%・70代で54%と予想外に高い数字となっています。

増え続けているデジタル遺品

高齢者が手元の端末を使い普通にインターネットや写真を楽しむようになり、デジタル遺品のトラブルが増えていることをご存知でしょうか。
遺品整理を行っている弊社にもデジタル遺品の相談をされる方が増え続けています。
この4年ほどで相談件数は3倍から4倍になり、まさに急増といっても言い過ぎではありません。
高齢者とデジタルという言葉はあまりイメージ的に結びつかないかもしれませんが、退職をされて暇になったことでインターネットでもしてみようかと始める方はとても多いのです。
そして、SNSなどでコミュニケーションをすると意外と楽しく、ますますハマってしまう方も少なくありません。
それに、高齢者の方にも扱いやすい簡単な機種が登場したのも普及に拍車をかけています。
その結果、デジタル遺品が増えているわけです。

セキュリティが厳重で見ることができない

遺品整理をされている最中にされている最中に、いつも肌身離さず持っていたスマホを発見して途方に暮れられるご遺族も少なくありません。
その中に残されている連絡先やメッセージ、写真などを見たいのに、ロックがかかっているため見られないことが多いからです。
紛失や盗難に遭った時のために、ロックをされている方は少なくありません。
誤発信・誤作動を防止するために、ロックをかけている方のほうが多いのではないでしょうか。
安全のためにかけておいたロックのために、ご遺族が困られているわけです。
ロック解除をしなければ、故人様がどのようなメッセージや写真を遺しているのか知ることはできません。
ところが、このロック解除がとても難しいのです。

ショップや窓口、サポートセンター

故人様の思い出がいっぱい詰まっていることがわかっていても、ロックを解除しなければ中身を見ることができません。
多くの方が真っ先に思い浮かべられる方法は、キャリアショップや窓口に相談することではないでしょうか。
しかし、ショップや窓口、サポートセンターに相談したとしても、できるのは契約の解除や端末の初期化だけです。
ショップなどでパスワードの解析をするのは不可能ですから、できるのは初期化して端末を使えるようにすることだけです。
初期化をすると、どれほど重要なデータがあったとしてもすべて消去されてしまいます。

写真やメッセージ、交友関係も闇の彼方に

多くの方がスマホを手にするようになり、そこに日常のあらゆることを保管するようになりました。
端末を紛失した時など、端末を失くしたことより、撮りためた写真や友人・知人の連絡先が消えたことを嘆く方は多いのではないでしょうか。
ロックを解除できなければ、そこに何か重要なメッセージが遺されていたとしても見ることはできません。
もしかしたら、お亡くなりになる間際に遺言のようなものを遺されているかもしれません。
たとえ重要なメッセージが残っていなかったとしても、お亡くなりになるまでにどのような物を見、どのようなことを感じていたのか知りたいと思われるご遺族は多いでしょう。
また、親しい人の連絡先がすべてその中に保管されていることも多いため、親しい人に本人が亡くなられたことを伝えることもできません。

放置したことで予期せぬ損失を被ることも

デジタル遺品のトラブルで多いのは、故人様の思い出や親しい人との思い出を見ることができないだけではありません。
ロックされているからと中身をチェックしないまま放置してしまうことで、思いもよらない損失をご遺族が被ってしまうこともあります。
たとえば、最近では、パソコンではなく手軽な端末から金融商品のトレードをされている方も少なくありません。
ポジションを持たれたまま急死された場合、放置したことで大きな損失が発生しているかもしれません。
ロスカットや追証の請求で損失が発生したことを知るのでは遅すぎます。
また、課金サービスを利用されていた場合、解約しなければ会費が請求され続けることになります。

隠されていたデータ

故人様が、どのような写真やメッセージを残されたの見たいという気持ちはとても自然なものです。
しかし、故人様が隠されていた画像やメッセージ、メールなどを見てしまうことで、故人様に持っていたイメージが壊れてしまうこともあります。
デジタル遺品を確認していて、見なかったほうが良かった画像やメッセージが大量に出てくることもあります。
プライベートな情報を気軽に保管できるデジタル機器であるだけに、ご遺族も知らなかった一面を知ることになることもあるわけです。
大切な情報が残っていないか確認しなければ大きなトラブルに巻き込まれてしまう危険性がある一方、知らなかった方が良かったということもあるかもしれません。
弊社を利用していただくことで、どうすれば良いのかアドバイスをさせていただくことも可能です。

スマホのロックの種類

ロックにはさまざまな種類があります。
その手軽さから多くの方が利用されているのがスワイプでしょう。
これなら錠アイコンに向かって上向きにスワイプすれば開錠できますから、セキュリティ的な意味合いはまるでありません。
単に誤作動を防ぐためのものですから、誰でもすぐに開錠することができます。
次に、パターンを利用されている方も多いようです。
パターンなら、スワイプより複雑であるものの簡単にロックできます。
これは、9点のなかから最低4点を選んで一筆書きの要領でなぞれがいいだけです。
簡単なものならすぐ開錠できますが、複雑になると設定されて方でも忘れることがあります。
4~17の数字の組み合わせのPIN、4~17の英数・記号の組み合わせのパスワード、他にも指紋認証や虹彩認証、静脈認証などがあります。

自動ロック設定

ロックの種類はいろいろありますが、厄介なのはロックを設定すると自動ロック設定になってしまうことが多いことです。
ロックを設定すると、すぐに「自動ロック」と「電源キーですぐにロック」という2つ項目が自動で追加されます。
「電源キーですぐにロック」がオンの状態になっていると、スリープに入ると自動でロックがかかってしまいます。
ロックを設定した時点でこの2つの項目はオンの状態になっていますから、自分でオフの状態に変えない限り、スリープに入ると自動でロックがかかるので注意しましょう。

デバイスマネージャー

一部の端末では、デバイスマネージャーという端末リモート機能を利用することができます。
これは、失くしてしまった端末を探し出したり、拾ってくれた人と連絡を取ることができる機能です。
この端末リモート機能でロック解除をすることはできないのでしょうか。
確かに、この端末リモート機能で遠隔操作をすることはできるのですが、最終的にできるのは遠隔消去だけです。
他人に情報を渡さないための機能であるため、この機能でロックを解除することはできません。
リカバリーモードを搭載している端末もありますが、こちらもできるのはリカバリーして再起動できるだけです。
どちらであってもデータが初期化されてしまうのは同じです。

もしもの時のために

あまりに複雑なパスワードを設定していると、自分自身でもパスワードを忘れてしまうことがあります。
パスワードを忘れてしまうと、知識がない素人が自力でロック解除をするのはほとんど不可能です。
そのため、とてもアナログな方法ですが、紙に書いておくことをおすすめします。
持ち歩いていると失くした時に大変ですから、机や金庫などに保管しておくと良いでしょう。
ついでに、信用できる方に、パスワードを机や金庫に保管しておくことを伝えておけば完璧です。
もしもの時でも、ご遺族がロックを解除できずに途方に暮れることを避けることができます。
ただ、その場合は、中身を見られても大丈夫な方にだけ伝えておくようにしましょう。

自力でロック解除は可能?

端末にもよりますが、連携しているフリーメールアカウントのIDとパスワードで解除できる場合もあります。
その場合は5回パスワードを間違うと、フリーメールアカウントのIDとパスワードを求められます。
このIDとパスワードがわかっていれば、パスワードを初期化して解除することが可能です。
しかし、一部の端末では、一定以上パスワードを間違い過ぎるとデータが消去されてしまいますから注意しましょう。
そうなってしまうと、バックアップを取っていない限り、工場から出荷した状態になってしまいます。
データを取り出そうとして、永久にデータが取り出せなくなるかもしれません。
ロックを解除したいからといって、不用意に何度もパスワードを入力するようなことはあまりおすすめできません。

スマホのロック解除は可能です

想像以上に厳重なセキュリティにご遺族どころかご本人まで悩ませることがあるスマホのロックですが、他人が解除することは可能なのでしょうか。
キャリア大手ではどこも可能だとはしていません。
キャリアショップや窓口に相談しても、サポートセンターに連絡したとしても、できるのは初期化だけだと答えられるのが関の山です。
それでは解除できないかといえばそうではありません。
専門の業者に任せれば解除することはできます。
ただし、何度もパスワードを入力した後では解析の精度が下がるため、何も触らない状態で速やかに任せることが大切です。
何度もパスワードを入力することで、データが消去されてしまうこともあります。
諦める必要はありませんが、焦るあまり自分で何とかしようと無駄な努力をすると事態を余計悪くしてしまうかもしれません。
そのような時は、弊社のスタッフにご相談ください。

データを消去してしまった場合

誤ってデータが消去された場合でもガッカリすることはありません。
高い技術を持つプロであれば、消去してしまったデータでも高い確率で取り出すことができます。
画像やLINEの復元も可能ですから、キャリアショップで無理だと言われたとしても諦めないでください。
ただし、業者の技術力にはかなり差がありますから、まずできるだけ技術力のあるところに持ち込む必要があります。
弊社では、日用品や衣服などの遺品整理の他に、デジタル遺品のご相談も受け付けております。
お困りの際は、デジタルな遺品についてもなんなりとご相談ください。

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