故人の持ち物
人が亡くなれば、当然のことながらその人が使っていた物はみな不用な品となり、処分する必要が生じてきます。
人が生きている間に使っている品物というのは、衣類から日用品、そのほか、趣味の品に至るまで、非常にたくさんのものになるのは容易に想像がつきますが、実際に片付ける作業に取り掛かってみると、思っていたよりも数が多く、そのあまりの多さに呆然とするということも少なくありません。
特にお年寄りの場合には、こまごました物を大事に残しておられる方も多くいらっしゃいますので、その持ち物の片づけをすることになる配偶者様やお子様などのご家族は、数多くの品を前に途方に暮れたり、取り掛かる前からげんなりするといったことも、実際のところ、数多く見受けられます。
忙しい現代人
高齢になっても長生きされる方が増えてきたこともあって、残された品々の整理をする方が配偶者に当たられる場合は、必然的にその方もかなりのご高齢ということになってきます。
こまごまとしたものを座って整理するというのであれば、まだ何とかできるとはいえ、大きな物、重い物となるとお手上げです。
それを手伝う立場のお子様方は結婚や、仕事に就いたことをきっかけに家を出て、自分自身の家や住まいを持って生活されていることが大半ですので、手伝うということがそう簡単にいかなくなっています。
休日に手伝いに行くという形になりますが、休日だからといって毎度出向くことができるかというと、忙しい現代人のことですから、そうもいきません。
別の用事が入れば、急がない限りは遺品の整理の方はどうしても先延ばしになってしまいます。
誰が片付けるのか
高齢の配偶者様がいらっしゃる場合は、少しずつでもできる物から片づけをしていけますので、そこへ休日にお子様方が加われば、何とか大きな物や重い物も片付けていけると思われます。
兄弟姉妹にそれぞれの配偶者といった立場の人たちが、手分けして処分する作業に加わるにしても、誰がどの程度分担をして片付けるのかという負担割合は、故人様との関係により、少々変わってきます。
故人様とより近い関係にあった方なら、プライベートな洋服や持ち物などにもどんどん踏み込んでいくことができるでしょう。
その様子を見るのは、残された配偶者様にとってはさほど不快感はないと思われます。
けれども、それが子供たちの配偶者に当たる人だとしたら、もう故人となってこの世にはいないとはいっても、血のつながりのない人にあれこれ触られるのはどうもという感情を持つ人も多いのではないでしょうか。
業者というチョイス
家族だけれども血のつながりはないというところで、プライベートな品物にどんどん手を付けていかれると、どうも反発する気持ちが生まれてしまうという声は多く聞かれます。
それならばいっそのこと、大阪で遺品整理作業を行っている当社のような専門業者にお任せになる方が、気分的にはすっぱりと割り切って考えられるのではないかと思われます。
当社スタッフは数多くの遺品整理を手掛けてまいりましたが、大きな物や重い物の運び出しはスタッフが行いますので、なかなかご遺族様だけでは片付けがむずかしい品がすべて片付きますので、ご安心ください。
ご遺族様にお立ち合いいただけるのであれば、不用な品がどれかを指示していただきながら、スタッフがどんどん作業を進めていくという方法が取れます。
ご遺族の意思を伝える相手が専門業者ということになれば、プライバシーに踏み込まれているといった気持ちを持たずに、整理作業を進めていけるのではないでしょうか。
増えている遺品整理業者
高齢化が進み、残された配偶者様はもちろん、お子様もそこそこ高齢になられていることが珍しくなくなった今、残された品を何とかするという作業は思った以上に負担のかかることだという認識がされてきています。
そのため、利用のニーズが増えていることから、遺品整理を行う業者の数も年々増えています。
どうしても片付けなければならない物の中には、ベッドやタンスといった大型の家具や、重い家電製品も出てきますので、数人がかりで行う必要があります。
その人手となる家族の人たちがすべてお年を召した方々ばかりというのであれば、必然的に代わりに行う業者が増え、そして業者に全部お任せされる方が増えるのも無理からぬところです。
また、慣れない作業だけに時間がかかったり、やり方そのものがよくわからず、どうしていいのか途方に暮れたために依頼というケースも増えてきています。
どうやって探すか
遺品の整理をしてくれる業者があるとなれば、あらかた処分するつもりだからまとめて作業してもらいたいとお考えになる方が大半です。
もっとも大事なのは業者の選定で、どうやって探すかということが一番の難関です。
もしも身近なところに、実際に業者にやってもらったけれど、とてもよかったよという人がいれば、その人から話を聞き、紹介してもらうと安心です。
ただ、遺品の整理作業というのはそうそう行う機会があるものではありませんので、身近に利用したという人が見つからないことの方が多いでしょう。
そんな時はインターネットを利用して、遺品整理業者の評判を調べるしか方法はないと思われます。
インターネットでの検索は高齢の配偶者様は無理でも、そのお子様なら使いこなせる場合が多いでしょう。
お子様が無理な時はお孫様世代となれば、情報収集くらいは手伝ってくれるというご家族様も多いのではないでしょうか。
決めるときのポイント
インターネットを探すのが便利なのは、たくさんの情報を集めることができる上に、遺品整理業者をどこにするか決めるときにもっとも大事な、評判の良さまで調べることができるところです。
インターネットの検索エンジンで探すと、まずは料金を支払って検索エンジンの上位に来るようにしているところがヒットしてきますが、お金をかけてもしっかり宣伝したいと考えているところは、それなりに信頼できるといえます。
ただし、広告ではよいことばかりを書いていますので、実際に評判通りなのかという情報を探すことも大事です。
決めるときのポイントとしては、宣伝を行い、業者としてしっかりと活動していることを見極めたのち、評判を探って本当に信頼して任せられるところかどうかを見極めることです。
まずは相談から
利用した人の体験談を読む限りでは、ここはなかなかよさそうだと思えるところが見つかれば、まずは相談をしてみるのがお勧めです。
当社におきましても、ご利用いただきましたお客様の声をホームページに掲載させていただいておりますが、どれもお客様から本当に頂いたお声ですので、参考にしていただけると考えております。
実際に利用されたお客様の体験談には、これから依頼したいと思われている方とシチュエーションが似ているケースが見つかるかもしれません。
そうなると、だいたいこんな感じの作業になるのかということがお分かりいただけるかと思われますが、もっと確実に知っていただくには、まずはお電話でご相談いただくのがもっとも確実です。
プライバシーをさらけ出すからこそ
遺品の整理というのは、もうこの世にいらっしゃらないとはいうものの、故人様と、故人様につながるご遺族様をはじめとする数多くの方のプライバシーがさらけ出されることになりますので、興味本位に見られたり、いちいち手を止めて物をしげしげと眺めるといったことをされたら、不愉快になってしまいます。
当社では遺品整理において数多くの実績を積んできたスタッフが対応いたしますし、故人様の持ち物を興味本位に眺めるといったようなことは決していたしません。
ただ、品物によってはお焚き上げなどのご供養をした方が良い物もありますので、その判断をするために拝見させていただくことはあります。
その点は、作業に入る前に十分ご説明させていただきますので、ご理解いただきたく存じます。
人として信頼される応対を
遺品整理作業に当たるのは当社スタッフであり、その当社スタッフに対応していただくご遺族様との間には、しばしの間ではあるものの、信頼関係を作り上げたいと考えております。
そのため、人として誠実だと感じていただけるような態度で接し、作業に入らせていただくことが、一番大事なことだと常に肝に銘じております。
まずはお話を伺い、こちらからもご説明をしてご納得いただいてから、ご依頼を頂戴して作業に入るという流れになりますので、この業者なら任せて安心と感じていただけるような対応をするよう、心がけております。
評判の高いところは違う
大阪にはたくさんの遺品整理業者がありますが、スタッフの対応はきちんとしているし、作業は丁寧でありながらスピーディーだし、料金も良心的だと感じられるところに人気が集まります。
当社はこれらの要素をきちんと満たす遺品整理業者であらねばならないと、日ごろからスタッフ一同、心を込めた遺品整理を行っておりますので、ぜひ、ご検討ください。