大阪でもお困りの方が多くなっています

大切な方をお亡くしになったご遺族にとって、すぐに遺品を手放すことは少なからず抵抗があることでしょう。
しかし、何を相続するかハッキリさせるため、気持ちに整理をつけるためにも早めにやっておくことをおすすめします。
それに、最近では大阪でも賃貸物件に高齢者1人でお住まいの方も多いため、お亡くなりになった途端に賃貸物件のオーナーに退去期限を言い渡されてしまうことも少なくありません。
また、離れて暮らしていたためどう整理すればいいかわからない、遠縁にあたるためあまり関わりたくないとお考えの方も多くなっています。
賃貸物件のオーナーが戸籍調査などを行い、きなり遺品整理をして欲しいという連絡が入ることもあります。
親しいご遺族であっても遺品を片づけるのはなかなか大変なものですから、生前のことをほとんど知らない方が片づけるのはさらに大変でしょう。
そのような時は弊社がお力になります。

遺品を捨てることに抵抗を感じる方も

遺品を整理しなければならないことは十分わかっていても、本当に捨てて良いのだろうかと不安になる方も多いようです。
全国的にゴミ屋敷問題が発生していることからもお分かりの通り、日本人は使えるものを捨てることに抵抗を感じてしまう民族なのかもしれません。
もったいない精神は世界でも高揚されていますが、早く片づけを終えなければならない時はどうすれば良いのか困ってしまうことでしょう。
それに、遺品は普通の品物ではなく、何かしら故人様の思いがこもっているような気がするのも捨てにくくなる原因の1つでしょう。
それは、古来から、物にも心がこもることがあると教えられてきた日本人に多い悩みかもしれません。

日本に古来からある考え方

日本では古来から、人が使い続けたものや古びたものには魂が宿るという考え方があります。
昔話などにも、人間に使い続けられることで魂を持った道具の話がよく登場します。
古くなって打ち捨てられた古蓑・古笠・古五徳が、妖怪となって夜な夜な出てくる昔話を聞いたことはないでしょうか。
古い梅の木や竹などには仙女や仙人が宿るとも言われています。
現在でもお守りや神棚には神様が宿ると信じられていますから、古い言い伝えと笑うことはできません。
そのため、いつも愛用している品物が古くなると寺院や神社などで焼納を行う方も少なくありません。
人形や針、ロボットなどの法要が行われたというニュースをご覧になった方も多いのではないでしょうか。
昔から魂が宿りやすいと言われた人形だけでなく、最新のテクノロジーであるロボットにも魂が宿ると感じる方が多いことに人の精神構造の奥深さを感じます。

供養は心を軽くするための手段

故人様の遺品を捨てるのは精神的にかなりきついものです。
故人様が大切にしていたものを捨てていいのか、故人様の思い出の品かもしれないものを捨ててもいいのか、もしかしたら故人様の魂がこもっているかもしれない品なのに捨てていいのかなど、考え出せばきりがないほど処分を思いとどまらせるような想いが湧いてくることがあるのではないでしょうか。
供養は、その精神的な負担を少しでも和らげるためにあるのではないでしょうか。
できる限りの法要を行えば、亡くなられた故人様の思いを大切にしながら、遺品を整理することができます。
そのため、人間でもない人形やぬいぐるみ、刃物、そして果ては針まで、法要を行う方が多いのはそのためかもしれません。
これは、いわば故人様の遺品のお葬式といっていいのではないでしょうか。

供養したほうが良い遺品とは？

それでは、どのような遺品なら供養したほうがいいのでしょうか。
人形やぬいぐるみ、ロボットなど、人の形をしているものは魂が宿りやすいと言われているためか、寺院などで特別に法要を行うことが多い品です。
また、故人様の写真や手紙、鏡などにも魂がこもりやすいと言われます。
これは、故人様が直接書かれていることや姿が映っていること、毎日姿を映すものであることが関係しているのかもしれません。
仏壇や神棚、位牌、過去帳など、宗教的な意味合いが強いものは、不用になったなら寺院や神社で焼納することがほとんどです。
毎日使っていた布団やお気に入りの洋服、台所用品なども、そのまま捨てることに抵抗を感じる方が多いようです。
結局のところ、このままでは捨てにくいと感じるものは、すべてなんらかの供養をされた方が良いと考えていいでしょう。

寺院・神社での供養

大阪には、浄土宗のお寺を中心に、仏具や人形、カバンなどの品々を個別に法要を行っているお寺がいくつもあります。
直接寺院に持ち込まれる方や法要を行って欲しいと全国から郵送で届けられることも多いようです。
数が多いため大々的な法要になることも多く、ニュースなどに取り上げらえることが多いのはそのためでしょう。
浄土宗の寺院では、お魂抜きを行った後、浄火によるお焚き上げが行われます。
ただ、昨今は、環境保護の観点から、このようなお焚き上げなどを取り止める寺院も少なくありません。
不用意に焼納を行うとダイオキシンなどの有害物質が発生するとも言われているため、お焚き上げなどで焼納をするとしたら専門の施設が必要になります。
施設の建設には費用がかかることもあり、寺院や神社としても取り止めにせざるをえないのでしょう。

供養のサポート

ご遺族がお焚き上げを希望されるのであれば、まず焼納を行ってくれる寺院・神社を探さなければなりません。
焼納を行っている寺院・神社であっても、希望通りに行ってくれるとは限りません。
特定の品物しか受け付けてくれないこともあれば、数量が限定されることもあります。
量が多いほど、寺院や神社に引き取ってもらうことが難しくなります。
寺院・神社に引き取ってもらうことが難しい場合、他の方法を選択するしかありません。
弊社では、ご遺族の希望を叶えるため、遺品供養のサポートも行っております。
お近くに焼納を引き受けてくれる寺院・神社がなかったとしても大丈夫です。

個別か合同

弊社にお任せいただく場合、合同で執り行うことがほとんどです。
それぞれのご遺族が個々で執り行うと費用が掛かり過ぎてしまうため、他の方と一緒に執り行います。
そうすることにより、きちんと作法通りの法要を執り行うことができ、費用を抑えることもできます。
個別に執り行いたいと希望される場合は、事前にご要望をお伝えください。
弊社に連絡をいただければ、ご都合のよろしい時に見積もりに伺います。
その際、ご依頼主のご要望をお聞きしますので、何なりとご相談ください。
ご依頼主のご要望に応えることができるように、できる限り努めさせていただきます。

供養の費用

ご依頼主にとっては、どれくらい費用がかかるのかが一番気がかりなところなのではないでしょうか。
遺品整理の費用とは別に別途費用がかかることになりますが、寺院や神社に直接依頼されるよりも安価にできることは確かです。
寺院・神社に個別に依頼される場合、運送などの手配も必要ですが、弊社にお任せいただければすべてトータルでサポートさせていただきます。
ご依頼主は、ただどのようにしたいのか希望をお伝えいただくだけで結構です。
ただ、遺品の種類は数量などによって費用がかなり違ってくるため、あらかじめ下見をする必要があります。
また、ご希望の宗派によって費用が変わることもありますのでご了承ください。
まずは、どのようになされたいのかお話をお教えください。

スピーディーに遺品整理ができます

最近は、忌引などであっても長く休めない会社が多いといいます。
ご両親がお亡くなりになった場合、忌引休暇の平均は7日間ですが、なかには3日間と短い会社もあります。
たった3日間では、通夜・葬儀を行うだけで精いっぱいでしょう。
遠方にお住まいの場合は、遺品整理に訪れる余裕がない、限られた時間では量が多すぎて整理できないとお困りの方も多いのではないでしょうか。
弊社にご依頼いただければ、遺品整理から気になる供養までお任せいただくことができます。
賃貸物件にお住まいの場合、早急に片づけなければならないこともあります。
経験豊富なプロが、スピーディーに整理いたしますのでご安心ください。
整理したいのになかなかできないというお悩みを解決いたします。

供養の思いを大切に

弊社では、故人様が愛用されていたものはすべて大切な品であるという思いを持ちながら遺品整理を行っております。
業務として行うからといって、疎かにする気持ちはまったくありません。
大切な品なのですから、それなりの対応をしなければならないのは当然のことです。
ご遺族にとっては、故人様の思い出とも重なり、処分することがなかなかできないの当たり前のことでしょう。
捨てるだけでも勇気のいることであり、後々まで捨てて良かったのだろうかと思い続けられることも少なくありません。
後々後悔されることがないように弊社がお手伝いいたしますから、どのようにされたいのかぜひお聞かせください。