いつかは行わなければならない遺品整理
大切な方が天国に旅立たれてしまったことは、どのように言い表すこともできないくらい悲しいことでしょう。
悲嘆に暮れながら通夜・葬儀・告別式を行い、それだけで精根尽き果ててしまう方も少なくありません。
そのような状態では、遺品を整理する気持ちになれなかったとしても無理はありません。
しかし、さまざまな理由により、遺品整理を急がなければならないこともあります。
とりあえず葬儀の席で形見分けなどの話し合いをしておくと、後で遺品整理をする時トラブルなくスムーズに行うことができます。
葬儀のことだけで頭がいっぱいという方も多いでしょうが、後々トラブルにならないように形見分けや取り置いておくべき遺品だけは決めておきましょう。
その他の遺品整理が難しい場合は、弊社が全力をあげてお手伝いたします。
住まいのトラブル回避のために
遺品を片づけたくない、思い出のこもった遺品をそのままにしておきたいというお気持ちは痛いほどわかります。
実際、遺品整理を行わないまま数年、数十年経ってしまったという方も少なくありません。
しかし、賃貸住宅の場合、遺品をそのままにしておきたいと思ったなら家賃を支払い続ける必要があります。
また、故人様の持ち家の場合、誰かが相続して固定資産税を支払う続ける必要があります。
どちらにしてもかなりの費用がかかることであることに変わりはありません。
また、空き家のままにしておくことで、盗難や火災などが起こったなら近隣住民に多大な迷惑をかけてしまうことも考えられます。
そのようなことを起こさないためにも早めに遺品整理をすることが大切です。
気持ちの整理をつけるために
近隣住民に迷惑をかけないためでなく、保管しておく費用を抑えるためでもなく、早く遺品整理は遺されたご遺族のためにもなります。
特に大切な遺品を形見として手元に置くことは別として、すべての遺品を残しておくことは思い出に囲まれているようで辛いことではないでしょうか。
孤独死をされた場合など、現場をそのままにしておくことで罪悪感を感じてしまわれる方もいらっしゃいます。
気持ちの整理をつけるためにも、遺品を整理されてはいかがでしょうか。
ご遺族が悲しまれることを、故人様は望まれているわけがありません。
気持ちに区切りを付け、人生を前向きに送るためにも遺品整理は必要なことです。
遺品整理を供養の1つだと考え、前向きに検討されてはいかがでしょうか。
遺産相続をするためにも遺品整理は必要です
遺品と遺産は違うものであるため、遺品整理で後でもいいのではないかと思われるかもしれません。
確かに、遺産といえば、不動産や車両、貴金属などを思い浮かべますが、遺品の中にも遺産となるものが混ざっているかもしれません。
たとえば、故人様が使われていたタンスの中に、ヘソクリが隠されている可能性もあります。
もしかしたら、中身にも貴重な着物などが含まれているかもしれません。
後から遺産が出てきたので、遺産相続の手続きをスムーズに進めることができません。
後から大変なものが出てきて遺産相続トラブルに巻き込まれるということがないように、遺産相続の手続きができる期間内に遺品整理をすることをおすすめします。
貴重品の隠し場所になることが多いタンス
粗大ゴミの中から現金が見つかったというニュースをご覧になったことがあるのではないでしょうか。
粗大ゴミから現金や金塊などが見つかることは珍しいことではありません。
ニュースなどになるような金額ではなくとも、大阪でも捨てられた大型家具や家電の中から現金が見つかることがあります。
大型家具の中でもタンスは貴重品を隠す場所というイメージがあるためか、現金や通帳だけでなく印鑑や遺言といったものまで隠される方も少なくありません。
遺品整理をする時は、気をつけて確認しなければ貴重なものを捨ててしまうことになりかねません。
引出しの中身を確認するだけでなく、引出しの裏側や奥なども忘れずチェックしましょう。
空っぽの引き出しの裏側に、貴重な品が貼りつけてあることも珍しくことではありませんから注意が必要です。
価値がわかりにくい遺品
婚礼家具など高級なタンスに収められているものは、着古した着物や帯などにしても高価なものであることがほとんどです。
ただ、着物にも流行がありますから、購入した時のままの価値があるとは限りません。
いくら高級な着物であっても、今の流行のデザインでない場合はまったく価値がない場合があります。
たとえば、今の着物の衿は広衿が主流ですが、年代物の着物のほとんどはバチ衿です。
使用感のあるバチ衿の着物が売れることはほとんどありません。
ただ、古い着物でも銘仙や宮古上布など価値があるものもありますから、すべて価値がないわけではありません。
極上の着物があれば、それだけでかなりの財産になることがあります。
アンティークの着物はほとんど美術品ですから、素人にはとても価値がわかりにくいものです。
遺族で受け継ぐか、早めにプロに鑑定してもらうことをおすすめします。
遺族が引き継ぐのが理想
故人様が集められ大切に扱っていた着物や洋服は、ご遺族が引き継ぐことができればそれが一番理想的です。
故人様のなかには、自分が死んだならすべて子供に譲りたいと言い残されてお亡くなりになることもあります。
ただ、価値がほとんどなく使用感や変色がある着物や洋服は、そのまま引き継ぐことは難しいでしょう。
それに、体型的に着ることが難しいこともあります。
古布として手芸などに使うことができればいいのでしょうが、手芸をされない方にとっては宝の持ち腐れでしょう。
故人様の気持ちを大切にしたい一方、収納する場所がなく引き取ることもできず悩まれるご遺族も少なくありません。
そのような時は、遺品供養を行うことでわだかまりなく処分することができます。
遺品をどのように整理するのが良いのか一緒に考えてみませんか。
まずは中身を片づける
タンスを片づける場合は、まず中身から片づけなければなりません。
中身が入ったままでは、重いため何人ものスタッフが必要になるでしょう。
中身を整理し引出しも取り払った後なら、どれだけ大きなサイズのものでもスタッフ2人で運べる重さになるはずです。
中身のほとんどは、着物や帯、洋服などでしょう。
着物や帯、洋服なら、大阪では古紙・衣類として処分することができます。
キレイに洗濯し、乾燥させたなら、中身の見えるごみ袋に入れ、収集場所に出せば回収してもらうことができます。
雨などで塗れてしまうと再資源化することができないため、袋の口をしっかりと閉じなければなりません。
ただ、一時に大量の衣類を出す場合、大阪では公に民間のリサイクル事業者に回収してもらうようにすすめています。
弊社に依頼していただければ、すべての遺品とともに処分させていただきます。
タンスは何ごみ?
木製の場合は、資源ごみになると思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
木製でもスチール製でも、どちらも粗大ごみとなります。
ただ、木製の場合は、細かく裁断することで普通ごみとして捨てることも可能です。
使われている金具を気にされる方もいるようですが、釘なども普通ごみとして捨てることができますから気にすることはありません。
一体のものとして分別することなく捨てることができます。
ただ、その場合でも、一時に大量に出る場合は粗大ごみとして扱われてしまいますから注意しましょう。
せっかく細かく裁断してごみ袋に入れたのに、回収されずに残置されたのでは骨折り損でしょう。
粗大ごみとして処分する
解体する時間も道具もない場合は、粗大ごみとして捨てるしかありません。
粗大ごみとして回収してもらうには、大阪ではまず粗大ごみ収集受付センターに問い合わせの電話をしなければなりません。
月曜日から土曜日までの午前9時から午後5時の間なら、12月29日から1月3日のお休みを除きいつでも受付を行っています。
月曜日や祝日の翌日は電話が混み合っていますから、少し時間をずらして電話をかけたほうがいいかもしれません。
粗大ごみ収集受付センターで受付が終了すると、受付番号と必要な粗大ごみ処理手数料を教えてもらうことができます。
コンビニやスーパー、郵便局など、粗大ごみ処理手数料券取扱店で、必要な金額分の手数料券を購入しましょう。
手数料券には受付番号記入する欄がありますから、受付時に教えてもらった受付番号を記入しましょう。
裏面がシールになっていますから、シールを剥がし捨てたい粗大ごみに貼りつけ収集場所に出してください。
どんなに大きなものでも部屋まで回収に来てくれることはありませんから、自力で収集場所まで運ぶ必要があります。
また、混み合っている場合は、受付から収集日までかなり日にちが開くことがります。
処理施設に運び込む
収集日までとても待てないという場合は、それぞれの区の処理施設に持ち込むことができます。
処理施設に持ち込む場合は、事前に予約の電話をしなければなりません。
ただし、最大の辺が1メートルを超える場合は、どの区にお住まいであるかに関係なく破砕施設に持ち込まなければなりません。
最大の辺が1メートルを超える場合は、舞洲工場(破砕設備設置)に予約してから持ち込みましょう。
舞洲工場にはすべての区から大型家具が持ち込まれるため、稼働状況により希望日に予約ができない場合があります。
その場合は、持ち込みが可能な日まで待たなければなりません。
また、受入基準を超えたものは、持ち込んだとしても受け入れてもらうことができません。
買取業者の利用
粗大ごみとして回収してもらうとしても、処理施設に持ち込むとしても、かなり待たされる可能性があります。
せっかく遺品整理をしようと決めたのに、中途半端に終わらなければならなくなる可能性があります。
待つことができない場合は、リサイクルショップなど買取業者を利用することも考えられます。
大きなリサイクルショップなら、大型家具でも引き取ってもらえるスペースがあるかもしれません。
ただ、リサイクルショップは持ち込みが基本であることが多く、まとまった点数がなければ出張査定を行ってもらえない場合もあります。
弊社にお任せください
遺品整理をするだけでも大変であるのに、中身の整理からタンスの処分、運び込み、買取など、ご遺族だけで行うのは大変でしょう。
重い家具を運ぶにはそれなりの人数が必要ですし、処理施設に運び込むとなると車両を用意する必要もあります。
手伝ってもらう人員を集めるとしたら、手間賃や飲食費なども考えなければなりません。
何から何まですべてご遺族自身が手配するのは大変なことです。
弊社にお任せいただければ、整理から処分までトータルでお任せいただくことができます。
どのように整理するのか、捨てる場合はどのような方法で捨てるかまで、依頼主様のご要望に合わせて手配させていただきますのでご安心ください。
迅速に遺品整理いたします
弊社には、これまで培ってきた経験とノウハウがございます。
どのような現場であっても、ご希望の日にご希望通りの遺品整理を行うことが可能です。
大型家具などはスタッフがすべて運びだしますから、依頼主様は何もしていただく必要はありません。
買取できるものにつきましては、適正価格で買い取らせていただきますのでご安心ください。
遺品整理のことでお困りでしたら弊社に何なりとご相談ください。
ご連絡をいただければご都合のよろしい日にスタッフが伺いますので、どのように遺品整理をされたいのか一から一緒に考えてみましょう。