遺品という品
人はたくさんの品々に囲まれて毎日の生活を送っていますが、昨今の風潮としてできるだけ物を持たない暮らしをしようとする人が増えてきています。
また、就活ならぬ終活と称して、自分の最期を迎えるにあたり、自分自身で身辺整理をしておこうという活動をする人も多くなっています。
物を持たない暮らしをすることと、身辺整理は趣旨が異なるものの、人が最期を迎えたとき、遺品と呼ばれる残された品々を少なくすることになるという点においては、共通する行動であるといえるでしょう。
日ごろから少ない品々で生活することは、自ら亡き後の持ち物を整理してくれる人にそれだけ手間を取らせないということになります。
その整理を自分の年齢を鑑みて、そろそろやっておくかという終活を考える人が多くなってきたのは、最小限の物だけを持って暮らそうという人が増えてきたからなのかもしれません。
何度もあるわけではない経験
残された家族の側から遺品というものを考えてみると、その整理をするという作業はそれほど何度も経験することではないといえます。
もちろん、両親を筆頭に兄弟姉妹がたくさんいて、その末っ子ということになると、一人っ子で生まれ育った人と比べれば比較的多く経験することになるかもしれません。
しかしながら、兄弟姉妹は結婚して自分たちの家庭を持つことから、多くの人が親の遺品を整理するという経験をするのが大半なのではないでしょうか。
そうなると、やはり何度もあるわけではない経験ということになり、どのように進めたらいいかが分からず、戸惑うことも少なからずあるでしょう。
結婚して親とは別に世帯を持っていれば、いくら自身の親が亡くなったとはいうものの、どこに何があるかの把握は難しく、残された品の整理がなかなか思うようにはかどらないということは多いに考えられます。
家族構成の変化
昨今は家族構成も変化してきており、一人っ子、もしくは兄弟姉妹は一人だけということが多くなりました。
また、結婚して親と同居するという人も少なくなり、親世帯とは別に暮らす人がほとんどです。
親が亡くなったときに、一緒に遺品の整理をする兄弟姉妹が少ない、もしくはいないということと、親世帯へ行って整理をしなければならないということが、残された子世代の大きな負担となってきます。
また、親世代が長生きするようになったこともあり、残された子が遺品整理をする時には、子もそこそこ年を取っているというケースも多くなりました。
手伝ってくれる人が少ない上に、整理をする人もまた高齢者となると、さらに整理がはかどらない要因が増えてきます。
家族構成の変化は、親亡き後に大きく影響してくるようになりました。
効率よく進めるには
遺品の整理に取り掛かれる人が少なかったり、高齢のために思うように作業が進まないという状況にある場合には、どうすれば効率よく行えるかを考える必要があります。
門真市での遺品整理も行っている当社では、さまざまな事情から自分たちではどうにも整理がなかなかうまく進まないといったご遺族様からのご依頼を承っております。
当社スタッフがお宅にお伺いし、整理したいと思われている品を拝見し、回収となるものと、買取ができるものとを判断してお見積もりをお出しいたします。
買取ができる物をたくさんお持ちの場合、回収にかかる代金から差し引きさせていただきますので、トータルでの回収費用が安くなります。
家電製品やデザイナーズブランドの家具などはリサイクル商品として利用でき、かつ、人気もありますので、高い値段で買取ができることもよくあります。
まだ新しい家電製品や家具であれば、かなりの確率で買取が実現するのではないでしょうか。
整理に迷う品も大丈夫
遺品の中には、これはどうやって整理したらいいのだろうと思うような品物が出てくることもしばしばあります。
多くは故人様が大切にされていた品で、そのまま他の不用品と一緒に処分してしまうには、どうも気持ちとして割り切れないと感じられる品と言っていいでしょう。
手紙や写真、証書や記念品の類は、ご遺族様が残すと判断された物以外は不用品ということになりますが、単にいらない物として処分してしまうのはどうもなあという気になってしまう物ばかりです。
そんな品々に関しましては、当社におきまして神社にお願いし、お焚き上げを行っていただきます。
お焚き上げは火の神様の力によって、思い入れのある品を故人様のいらっしゃる天上へお届けするという意味合いを持ちますので、ご供養と共に、故人様の元へ送り届けることにもなります。
これなら、ご遺族様もご安心頂けることでしょう。
業者に任せることのメリット
私どもにお任せいただくことのメリットは、整理に困る品々をお焚き上げといった供養をしながら行えることの他、大きな物や重い物の搬出という大変さを回避していただけるところにもあります。
家電や家具は大きくて重い物が多く、これらの整理にあたって買取という対応がメリットであることは先に述べたとおりですが、買取するにあたっては搬出が必須となります。
家具によっては解体してまた組み立てることができる物もありますが、そうでない場合には力のあるスタッフの手が欠かせません。
当社スタッフがすべての家具、家電製品の運び出しを行うことから、ご遺族様には一切の体力的な負担がかからないところは、私ども専門業者にお任せいただくことの最大のメリットであると考えます。
時間も大切
葬儀の直後は何かとすることが沢山あり、遺された品々の整理は後回しということがほとんどです。
落ち着いたところでようやく取り掛かるという人が多い一方、賃貸住宅を借りて暮らしていた方が亡くなられた場合には、部屋の明け渡しに期限を切られることも多いものです。
そんなときは急いで整理をしなければならなくなりますので、時間との勝負とった面も出てきます。
門真市で賃貸住宅を借りていたという方が亡くなられた場合、明け渡しの期限をどのくらいに設定されるかは家主にもよりますが、長くてもひと月以内といったところが多いのではないでしょうか。
葬儀その他で忙しい中のひと月というのは、あっという間に過ぎてしまう期間だと言っても過言ではありません。
その上、ひとつ残らず整理してしまわなくてはならない賃貸住宅の場合、業者による確かな遺品整理は、限られた時間を大切に使うということにもつながってきます。
納得いく作業
業者に頼むとなると、どうしても大きな物の片づけをやってもらうというイメージになると思われますが、当社におきましては細々した品のすべてを対象としておりますので、ひとつ残らず整理いたします。
小さな品に関しましては、ご遺族様に整理していただき、不用品としてまとめていただいたものを回収する方法のほか、その時間さえもとれないからすべて任せるといったご依頼も承ります。
すべてお任せいただく場合には、スタッフが整理を進める中で、これは大切なお品ではないかと判断した場合には、ご連絡を差し上げます。
その上で残されるか、処分されるかを決めていただけますので、すべてを当社スタッフにお任せいただいたとしても、作業にはご納得、ご安心いただけると自負しております。
どうして業者なのか
どうして私どもにご依頼いただくのがいいかと申しますと、重い物や大きな物の搬出がスムーズというのはもちろんのこと、お焚き上げといった特殊なことができるということもあります。
これらをひっくるめて、遺品整理という非日常的なことを行うことに慣れていないご遺族様の負担を大いに、そしてしっかりと緩和するだけの経験と実績を持ったスタッフが作業に当たるというのが、一番大きな理由です。
家族がいて、それなりに人手はある、時間もそこそこ取れるということになって作業に着手したはいいけれど、処分に困ってしまう品がどうしても出てくるのが遺品整理という作業です。
そうなるとそこでストップしてしまったり、いつまでもどっちつかずの物が残ってしまったりといった結果になってしまいます。
そうならないためにも、最後まですべて終えられる私どもにご依頼いただくのがいいのではないかと、当社では考えております。
トータルで判断を
ご依頼いただくにあたっては費用が必要ですし、初めてのことなので信頼できるかどうか不安といった要素もあるかと思われます。
そうお感じになるのは至極当然のことですので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。
当社におきましては、お見積もりをお出しする段階では料金が発生することはございませんので、まずはご相談いただき、お見積もりを見ていただいてご検討いただければと存じます。
ご依頼いただいたお客様にご納得いただける仕事をするだけの、経験と実績を兼ね備えたスタッフがそろっておりますので、どうぞご安心ください。