遺品整理や生前整理を始めるキッカケやよくあるケース

生前整理はいつ頃から始めるのがいいか、考えたことはありますか。
実際に大阪で多いケースとしては、配偶者に先立たれて独り残された際という方が少なくありません。
なぜかといえば、お子様が巣立ってお二人で暮らされていた高齢者世帯において、配偶者が亡くなられると、その遺品整理を始めるというケースが一般的です。
大量の遺品を粗大ごみや地域のゴミの日に少しずつ捨てたり、業者に頼んで有料で引き取ってもらったり、価値があるものなどは業者に査定してもらって買取をしてもらうなどをちょこちょことされる方が目立ちます。
一度に片付ければ楽ではありますが、品物によって捨てたい、売りたいなど処分方法を分けたり、依頼する業者を選んでいるうちに時間も手間もかかってしまうというご家庭も少なくありません。
大切なご家族が亡くなられて初めて、残された家財や大量の衣類や雑貨や書籍などの大量の遺品を片付けるというのは、大変な労力や時間、費用がかかることに気づかれる方が少なくないのです。
すると自分が亡くなった際のことにも思いを馳せる方が増えてきます。
自分が亡くなった際に、同じような手間をかけたり、労力や費用もかかることとお子様や兄弟姉妹その他のご親族が経験することになるのかと思うと不安を感じたり、申し訳ないなと思い、できる限り生前整理をしなくてはと思うようになるのです。

長く元気で生きる時代とはいえ高齢になると難しいお片付け

もっとも、今の時代は老老介護などが取りざたされるように、高齢化や長寿化を迎えていて、配偶者に先立たれて遺品整理やご自身の荷物も減らそうと考える時期には、その方もかなりのご高齢になられています。
人生80年は当たり前、90歳を超えても元気な方が大阪でも多い時代なので、生前にお片付けを始めようとする方も80代、90代といったケースが少なくないのです。
となると、結局のところ、お一人で片づけをすることが難しく、お子様やお孫さんの手を借りたり、近くに住むご親族やご近所の方の手を借りることが必要になってきます。
重い家具や数が多いと重い書籍を移動したり、捨てるのが難しいといった問題だけでなく、不用品の回収や買取サービスを行っている業者の存在を知ったり、業者を選択したり、依頼するにも高齢の方だけでは難しく、ご家族やご親族、ご近所の方などの手を借りる必要が出てくるためです。
いざ業者にお願いするとなると、費用を比べたり、日程を調整したり、当日に立ち合いをしたり、条件や費用、値段などを交渉したりと色々な手間もかかりますから、ご家族やご親族に迷惑をかけたくないから、自分が元気なうちに片づけをしておきたいと考えたにもかかわらず、結局、手間をかけてしまったと落胆されるご高齢者もいます。
費用面は自分で出せても、もっと若いうちにしておけばよかったと後悔される方がいるのも事実です。

早すぎることはない50代からの生前整理

もちろん、当社ではご高齢の方からのご依頼も親身できめ細やかなサービスをモットーに、スムーズかつ丁寧に行っておりますので、ご依頼される年齢や時期は一切関係ありません。
もっとも、ご自身のお気持ちとして、ご家族やご親族に手間をかけたり、仕事や子育てで忙しくしているのに時間をとらせたくないと思う方や、ご家族や知り合いの手を煩わせることに躊躇される方や、ご近所の方に頼むのは悪くてできないなどと人に頼ったり、手間をかけることを潔しとしない方なら、そうなる前の段階で少しずつ進めておくのがおすすめです。
まだまだ、ご自身やご夫婦だけで情報を集めて業者を依頼したり、捨てたい物の取捨選択や、日程の調整や条件交渉などができる50代の段階で生前整理を始めることは、決して早すぎることはありません。

品物のリセットや購入スタイルの転換を

とはいえ、人生80年、90年といわれる時代にあっては、50代というのは、まだ人生の半ばであり、モノを捨てるにはまだ早い、生活に必要な物がたくさんあると思われるかもしれません。
もちろん、将来的にご家族やご親族が困らないようなレベルまで、極最小限に捨てるという意味ではなく、今使っていない物、今後も使わない物を捨てる、壊れていたり、汚れていて使えない物を捨てるといったことでも十分であり、それだけでもお部屋がスッキリします。
使わない物や使っていない物を捨てたうえで、今後は余計な物は買わない、若い頃のように衝動買いはせず、本当に必要かをよく考えてから買うというライフスタイルに変えて行けば、余計な物を溜め込むことがなくなり、いずれ遺品整理をしてもらう機会が来ても安心できます。

1つの人生の節目で生活用品の入れ替えを

50代となるとその方にも寄りますが、お子様が大学進学や社会人となって、家を出られたり、ご結婚などによって独立されるケースも多くなるのではないでしょうか。
ファミリーでの暮らしからご夫婦二人だけになったり、場合によっては新たにご両親や一人になった親御さんを呼び寄せて同居をスタートさせたり、二世帯住宅に建て替えたりすることもあることでしょう。
また、定年退職後の生活を考えて、リゾート地や田舎、海外への移住を考えたり、歳をとっても生活に便利な都心部に2人暮らしにマッチした今の一戸建てよりコンパクトなマンションを買って移住したいと考える方もいるかもしれません。
お子様の独立や親との同居、定年後の希望が出てきた段階は人生の1つの節目ともなります。
人生の節目でこれまで使ってきた家財などを一度リセットして、今後の老後や今後の新たな生活に向けて必要なスペースを確保したり、親御さんやご自分の将来の介護のために必要なものを必要に合わせて買いそろえて行くという切り替えも大切になります。

2人暮らしになるなら

お子様が巣立ち、二人暮らしになる段階で、お子様の意見なども聞きながら、お子様が小さい頃に使っていた物やオモチャ、学生時代のジャージやスポーツ用具、もう使わない家電製品や壊れている家具などを処分していきましょう。
子供用の自転車などがそのまま残されているご家庭なども多いですが、お子様の独立はこうしたお子様アイテムを整理する1つのキッカケとなります。
もちろん、思い出の品まで捨てる必要はありませんが、今の時代はデジカメなどで写真に納めて思い出の写真としてデータ保存し、品物は捨てるというのも1つの方法です。
高性能なデジカメやスマホなども扱える50代のうちに、積極的に思い出のデータ保存と実物処分を断行していきましょう。
また、二人暮らしになったから、これまでの大きな一戸建ては必要ないと考えるご夫婦も少なくありません。
マイホームも老朽化が進んで、リフォームに費用をかけるなら、思い切って都心部のマンションなどに住み替えようと考える方も増えています。
一戸建てに比べるとマンション住まいでは、今のような大量の荷物や使っていないガラクタまで持ち込むことはできませんので、住み替えや引越しを行う前に、要らない物を処分しておくのが賢明です。
マンション住まいとともに、省エネ家電やシンプルな家具に一新したいとお考えなら、お家の家財丸ごとの整理という方法もあります。
当社では不用品お1つから、一戸建て丸ごとのお片付けまで承れますので、ニーズに合わせてサポートをさせていただきます。

親との同居をお考えなら

親を呼び寄せて現在のお住まいに同居されるとなれば、親御さんやご両親が暮らす部屋を確保しなければなりません。
余計な家財や衣類などを処分して、部屋を空ける必要があります。
また、親御さんも身1つではなく、馴染みのある家財や衣類を持ち込みたいものです。
家具や家電製品などは、現在のお住まいにあるものを使えばいいという考え方もありますが、同居による引越しにより、住む場所が変わり、環境が変わると精神的にも落ち着かず、体調を崩された李、認知症になったりというケースも報告されています。
環境に慣れるためにも、親御さんが自分で長く使ってきた家具や家電製品、飾り物などを持ってくることは大切なことになりますので、受け入れる側で不要な家財などは処分して、親御さんやご両親を受け入れる体勢を整えておくのがベストです。

二世帯住宅への建て替えや住み替えなら

親御さんやご両親との同居に伴い、現在のお住まいから二世帯住宅へと建て替えるケースや、新たな場所に建築して住み替えによる引越しをされるケースもあるかもしれません。
この場合にも現在のお住まいの家財の整理が必要になってきます。
建て替える場合には一度、仮住まいを借りて引越す必要があります。
仮住まいを借りる場合、多くの方が家賃を抑えたい面もあって、今のお住まいより格段に小さなアパートや貸家などを探されます。
仮住まいに現在のお住まいにお持ちの家財を全て持ち込むことは不可能なため、予め不要な物を処分するか、トランクルームなどを別途借りる必要が生じてしまいます。
トランクルームを借りるにしても、もはや使っていない物や壊れている物など新たに完成する二世帯住宅には持ち込むことがないような物は、予め捨てておくのがおすすめです。
なお、建て替えの場合には今のお住まいを解体する必要があるため、要らない家財はそのまま残しておけばいいと考える方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、家電製品など家電リサイクル法によりリサイクルが必要なものをはじめ、種類ごとに適正な処分が求められ、解体するうえでも家財が残された状態では作業に手間がかかって危険も伴います。
基本的には家財は運び出したうえで解体作業となりますので、やはり、ご自身での予めの処分が必要となります。
当社ではお家丸ごとのお片付けのお手伝いも致しますので、ぜひご相談ください。
新たな場所へのお住み替えの場合にも、引越し料金を抑えるうえでは、予め新居で使わない物は処分するのがベストです。
引越し料金は荷物の量に比例して料金が高くなっていきますので、運ぶ荷物の量は少ないほうがいいのです。
特に新居で家具や家電製品などを新調しようとお考えなら、もはや不要になる物はすっきり処分をしてしまいましょう。
当社ではお引っ越しにあたっての不用品の処分も承っておりますので、お気軽にご相談ください。

費用を抑えられるお買取サービス

当社では単にお部屋のお片付けや不用品を有料にてお引取りするだけでなく、お値段がつく物については買取サービスも承っております。
1つからの査定はもちろん、お家丸ごとなどのお片付けをご依頼いただいた場合には、お値段がつくもの、付かない物を丁寧に確認しながらお見積りをさせていただき、費用のご負担をできる限り抑えられるように配慮させていただきます。
製造から5年程度で正常に動く家電製品や、ブランド家具や高級家具をはじめ、楽器などの趣味のお品でもお買取が可能な場合がございますので、お気軽にご相談ください。
お買取代金はお引取りのお品物との引き換えでの現金払いや、他の処分品の費用から差し引かせていただきます。