大阪市で快適に暮らすためにも60代は生前整理が必要です

物で溢れかえりがちな高齢者世帯

年を取ると動きが遅くなり、若い時のようにてきぱき、さっさと物事が進められなくなります。
重い物を持つこともできにくくなり、片付けるという行為そのものが億劫になることもしばしばです。
また、足腰が痛いというのは高齢者につきものの身体状況ですので、つい動かなくてもいいように、常に使う物は身の回りに置いておくようになります。
その結果、動線上にいつも何かしら物があり、手を伸ばせば届くという状況が出来上がります。
座って居る分には、手の届く範囲に必要な物があって便利なのですが、どうしても立ち上がらないといけない時があります。
お手洗いに立ったり、来客があったり電話が鳴ったり、買い物にも出かけなくてはなりません。
そうなると、動線上にある便利なはずの品物たちは、一転して邪魔なものになってしまいます。
60代に入ると、自分ではまだまだ若いつもりでいても、足が上がっておらず、思いもよらぬものにつまずいてしまうこともあります。
つまずいてこけてしまい、骨折でもしてしまったら、それが原因で寝たきりになる可能性すら否定できない年代です。
まだ60代始めならいいですが、もう70代にさしかかろうという年齢であれば、単に骨が折れたというだけでは済まない悪影響を与える可能性があることを、肝に銘じておかなければなりません。
手元になんでも置いておけて便利な状況は、裏を返せば、それらの品々につまずきやすくなり、とんでもないけがを招く要因を並べ立てている状況でもあるのです。

第二の人生の始まり

60代半ばは、ようやく年金を受け取れることになり、仕事一辺倒だった暮らしが変わる転換期となります。
仕事は辞め、年金暮らしになって、自分の自由な時間を謳歌することができるようになるでしょう。
自由に過ごせるようになったとはいえ、日がな一日テレビの前に座り込み、身の回りにたくさんの物を置いて動かずに済むようにして、ボーッと過ごすことだけはやめておきたいものです。
老後の人生の時間は確実に延びていますので、健康寿命を長くするためにも、フットワークを軽くしておく必要があります。
そのためには、身の回りの物を常に手の届くところに置き、物で溢れかえった状態にしておくのはオススメできません。
大阪市で数々の遺品整理に当たってきました当社としましては、品物が床に置かれた状態で暮らすことがいかに危険かを、高齢の方には特にお伝えしたいと考えております。
フットワークを軽くして生活するには、物はすっきりと片付けておくに限ります。
遺品整理を行ってきた当社が、高齢の方に何をアドバイスするかといいますと、物をすっきり片付けるには、きちんと収納することの他に、もう一つ、有効な手段があることをお伝えすることです。
それが、生きている間に自分の持ち物を整理してしまう、生前整理です。

会社を辞めたタイミングを逃さず取り組もう

60代半ばで会社を辞めたタイミングは、生前整理を行い始めるには絶好の節目になると、当社では考えております。
それというのも、もう日常生活の中に仕事をするという要素がなくなりましたので、仕事に関する品物の大部分は処分できると考えられるからです。
何もかも処分してしまうわけにはいかないかもしれませんが、スーツなら、まだ新しい物を1～2着残しておくだけで充分でしょう。
靴も、スーツに見合う物をやはり1～2足残しておけば、事足ります。
バッグにしても、その他ビジネスに使っていた物はすべて、新しい物を数点残しておくだけにし、後は全部思い切って処分するのです。
そうすれば、これまで仕事のために必要だった品々を収納していた場所が、かなり空くのではないでしょうか。
これは、会社を辞めたからこそ取り組める品物の処分ですので、辞めたタイミングを逃さずにやることが大事です。
想い出や記念にと取っておくと、いつまでも捨てられないままになってしまいます。
仕事をしていたときの功績を示す品を自慢話にして話すのもいいですが、仕事を終えた次の人生を充実させるべく、最低限の物を残してすべて処分してしまいましょう。

仕事にまつわる物を処分するとなれば

これまでの人生の時間のほとんどを、仕事をすることに費やしてきたという人なら、仕事に関連する物を処分することで、かなりの物がきれいさっぱりなくなってしまうでしょう。
スコンと空いてしまった棚などを見て、これから第二の人生を謳歌するために、何を買いそろえようかと考えているとしたら、ちょっと待ったをかける必要があります。
男性の平均寿命も80歳台に乗った今、確かにこれからの人生、まだまだ時間はあるといえます。
けれども間違いなく言えるのは、これから人生が確実に終焉に向かっていくということです。
その中にあってこれから持ち物を増やすということは、自分亡き後、誰かにその持ち物を整理する役目を担わせてしまうことになります。
夫の立場の人なら、おそらくは妻にやってもらうことになるでしょうが、妻も高齢になります。
そうなると、子供に頼ることになりますが、子供は子供で世帯を持っていますから、時間を割いて自分の遺品を整理してくれる負担は大きなものになります。
そう考えると、あまり持ち物を増やすのはいかがなものかという気になってくるでしょう。
さらに、仕事関係の物を処分したとしても、他にもいろいろな物を持っているという人も多いと思われます。
これまで60年以上生きてきたのですから、たくさんの物を持っているのはむしろ当然です。
ただし、その中には特に使うことなく眠っている物も多いことでしょう。
仕事関係の品物を処分するとき、それらも一緒に片付けてしまえば、さらにたくさんの物を手放せます。

当社にお任せください

生きている間に、自分が亡くなった後の遺品整理をしてくれる人の負担を軽くすることを考え、先に整理をしておくことを生前整理と言います。
60歳半ばを過ぎ、仕事を離れたのを機に、この片づけをやっておきたいと考える人が増えてきました。
まだまだ元気で長生きするつもりだけれども、いらない物は捨てて、すっきりした気持ちで第二の人生を過ごしたいという思いもあると言われます。
亡くなったときのことだけを考えて整理をするのは、ややもすると気の滅入る作業になってしまいますが、第二の人生をシンプルに生きるために、いらなくなった物を整理するための作業でもあると考えれば、前向きに取り組めます。
当社は、そんなこれからの時間を大事にする、60代の方々の整理をお助けいたします。
不用品として処分する品物をすべて回収するのはもちろん、いらなくなった洋服を処分したらカラになってしまったという洋服ダンスなどの大きな家具も、スタッフが搬出いたします。
家具がなくなったら部屋がすっきりし、動くのが楽になって、けつまずいたり、転んだりといった危険性が低い安全な家になる可能性があります。
これは、高齢になればなるほど、歓迎すべきことです。

当社のお手伝いは捨てること

当社ができる生前整理のお手伝いの基本は、捨てることにあります。
60年以上生きてきて、家の中にはいろいろな物がしまわれていると思われます。
いつか着ようと思っていた服、いつか使おうと思っていた品、貰い物や、かつて夢中になって集めたものの、今は熱が冷めてしまったコレクショングッズもあるかもしれません。
どれもこれも、今の自分には必要ないけれども、捨てるに捨てられない物ばかりです。
ご依頼主様の背中を後押しし、不用な品を思い切って整理するように勧めるのが、当社スタッフの腕の見せ所です。
もしかすると、引っ張り出してみたら傷んでいたりして、使い物にならない品物もあるかもしれません。
それに気づかないのは、しまい込んでいた物を引っ張り出すという行為をやりたくないから、やらないためです。
当社にご依頼いただければ、引っ張り出すところから、状況の確認、さらには捨てるとなったときの持ち出しから回収、そして処分に至るまで、すべてをお引き受けいたします。
必要最小限の物で暮らすことの快適さを実感するには、思い切って取り掛かることが大事です。
仕事を引退したタイミングというのは、まさにうってつけであり、この時を逃さずに行えるかどうかで、遺族にかかる遺品整理負担の度合いが大きく変わってきます。
ご自分で生前整理を行っておけば安心ですし、ご遺族にもきっとありがたいと感じてもらえることでしょう。
そのために、当社スタッフがさまざまな相談に乗り、アドバイスをさせていただきますので、お気軽にご相談ください。
やってよかったと言っていただける、そんな作業をお約束いたします。